つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

「アズミ・ハルコは行方不明」と「お父さんと伊藤さん」

2017年07月31日 | 映画

蔦屋で借りた邦画の二本は、

「アズミ・ハルコは行方不明」と「お父さんと伊藤さん」

どちらも出ている役者で観てみようと思った。

「アズミ・ハルコは行方不明」は蒼井優と高畑充希に惹かれ

「お父さんと伊藤さん」はリリーフランキーと藤竜也に上野樹里が絡むというのに興味を持った。

 

どちらも面白かった。

「アズミ・ハルコは行方不明」では、

けたたましくうるさくて尻軽で軽薄なギャルを高畑充希が好演しているし、

蒼井優もそのつかみどころ無さがはまっていた。

時系列の違うこの二人の物語がつかず離れず交互に現れて、

また得体のしれないJKギャング団との交錯もあり、

気持ちが追い付けないもどかしさを感じたが、

郊外に住む若者の焦燥感がそういう演出でよくあらわされていたと思う。

いや、この高畑充希は絶品でした。

私は「お父さんと伊藤さん」のほうが好き。

リリーフランキーのつかみどころのなさ、藤竜也のどうしても憎めないじいさんのかわいらしさ、

その二人に見事にするするっと絡んで見せた上野樹里。

いいもの見せてもらったという感じがした。

どうしてもこじれがちな親子関係に、ガス抜きをしてくれるのはやはり他人で、

それをきっかけに道を探すのだなあと、ラスト父親を追いかける娘に「がんばれ」と声をかけた。

 

この二つの映画、出会えてよかった!

蔦屋さん!また新作100円ぜひやってほしいなあ!

 

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コンカッション

2017年07月31日 | 映画

先日、蔦屋に行って借りてきた映画は全部で5本。

1週間で楽に鑑賞できるのはそれが限度だろうと思ったから、

その中で洋画は3本。そのうち1本はディスニーアニメ。

そして「奇跡がくれた数式」ともう一つが「コンカッション」

本当にたまたまだが、

前者がイギリスの数学界に挑んだインド人の数学者で、

後者がアメリカのフットボール界に挑んだナイジェリア人の医師

偶然だが、たまたま目に留まり手に取ったものが、大きな組織や社会に挑む異端の人の実話だった。

実話の説得力は、やはり物語の比ではなく、

どちらも白人社会に虐げられ、それでも粘り強く道を探していく。

「コンカッション」は、

今現在もNFLとの争いが続いている…その状況に対して一石を投じている映画らしい。

 

オリンピックもそうだが、アメリカンフットボールも、

なんだかすっかりショービジネスになり、

大きなお金が動くようになって、スポーツとはそぐわない一面もしっかりと見せるようになってきた。

日本のスポーツ選手のコメントでも、金銭的なことを口にする様子が気になるときが多くなってきた。

何のためにやるのか…お金のためであったりするようだ。

彼らだって生活があるから、それはそれでいいが、

お金がなければやらないのか?

という疑問の答えは、それだけではないというものであってほしい。

 

この映画も、私は知らなかった。

というより北海道での上映が無かったようだ。

たくさんの情報に埋もれてしまった…そんな感じもある。

ウイル・スミス がいい。

御覧になってない方、それだけでも観る価値があると思う。

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何を楽しみにしてかというと、

2017年07月30日 | 日記
札幌に帰ったら!と一番に思っていたのは、





これこれ、大通公園のビアガーデン!
これが楽しみ!

まず始めはドイツビール!
絶対空いてるし、旦那がザワークラウトか好きなんです。
平日は4種飲み比べセットが夕方まであるというので、それを狙って向かいました。





どれも美味しかったのですが、
私は珍しく、4番の黒ビールが好きだなと思いました。

追加したつまみと合わせて、腹一杯になりました。



もうここから他のブースに回る腹のゆとりがなく、もう一度来ると心に刻みました。



気温はこんなもの!
昔は、ビアガーデンて寒さとの戦いでしたが、
今はそんな心配いりません。
ことこれに関しては幸せ!です。
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札幌の紫陽花

2017年07月29日 | 徒然に、


本当はこんなに綺麗に咲くような土地柄ではないのですが、

この頃あちこちで見事な紫陽花を見かけます。

能書き言っててもなあんにもいいことはないし、

綺麗なものは、やっぱり綺麗だ!
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奇蹟がくれた数式

2017年07月27日 | 映画

 

蔦屋に出かけた。

別に借りたいものがあったわけではなく、なんとなく寄ったら、

本日限り新作100円 と張り紙が出ていた。

新作も100円?と飛びついて、棚の周りをうろうろうろうろ探して回った。

その中の1本がこの映画。

インドに天才的な数学者がいたということは、なんとなく知っていたが、

こういう物語があるとは知らなかった。

まして2015年に公開されていたことも知らなかった。

見ごたえのある作品だった。

宗教の違い、文化の違い、人種の違い、生活習慣の違い、…

数式の頂点に挑むものたちですら、そういうものからしたら些末なものの積み重ねで、

かけがえのない時間を空回りさせてしまう。

ラマヌジャン という数学者は、報われない時代があったからこそ独創的であったろうと思う。

置かれた場所が劣悪であったにせよ、彼は粘り抜いて花を咲かせた。

ハーディが最後にスピーチで

「ラマヌジャンとリトルウッドと共同で研究をしたんだ。

しかも対等に…」

と謙虚に誇らしげに語った。

対等に伍することができる…これはなんと素晴らしい出来事なんだろう。

 

良い出会いを得ました。

 

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