つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

ツルゲーネフ「初恋」

2023年08月31日 | 日記
「ツルゲーネフの初恋読んだことある?」友人から郵便が届いた
 
一昨年かシェークスピアの案内が届いてびっくりしたが、今回はツルゲーネフ!
 
学生時代に読んだはずだ…という記憶しかない「初恋」
 
上演時間をみたらソワレしか行けそうにない
一人で行くのも億劫なので、昔ロシア文学にはまった旦那様を誘ってみた
 


なあんにも予習せずに行った
 
朗読劇で、舞台に据えられた椅子に座り、6人の俳優さんが1時間半休みなく語り続けた
その集中力に感心した
 
ジナイーダを猿之助さんがやるはずだったらしい
できなくなりお稽古がうまく進んでないと言っていた時がある
猿之助だったらどうやったのかな???
ジナイーダの魅力が圧倒的でないとこの物語は成り立たない
ちょっとその魅力に不足していたように感じたが、
 
生の芝居は本当に贅沢で…そこで演じてくれる…お殿様のような気分だった
特に今回は前から三列目の真ん中あたりの席で、
ちょっと動かす表情もよく見え、
楽しめた 満足です
 
 
 
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近所のブックオフで

2023年08月31日 | 徒然に、
少し前、近所にあるブックオフが新装開店になりセールをした
 
私は行かなかったのだが、旦那はほくほくと出かけ何枚かCDを買ってきた
それを一枚ずつ聞き始めていたころだったろうか、
 
松尾潔氏と山下達郎・竹内まりや夫妻とのやり取りがあったのは…
 


「僕の音楽を聴かなくてもいい」と言われて、聴けなくなってしまった
 
聴きたくて、楽しみたくて、買ってきたものだが、
このアーチスト二人の考え方にやはり納得いかないから、不愉快な気持ちがおこる
 
哀しいことになってしまったCD達
この二人の音楽はこんなことで消えるものではないだろうが、
不快感をもってしまった私たちは楽しむことはないだろう
 
よくブックオフに行く娘に「二束三文だろうけれど売りに行ってくれ」と頼んだ
 
残念だが、他に心置きなく楽しめる音楽がある
 
言われた通り「聴かない」選択をすることにした
 
 
 
 
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ミッションインポッシブル 

2023年08月23日 | 映画

旦那様が「ミッションインポッシブル観に行かなくちゃ」と言った

へええ、と思った

このシリーズ 1作目と2作目は観たのだが、そのあとはとんと遠ざかっている

シリーズだけど、途中観ていないことをあまり心配せずに出かけた

ふむ…ちょっと甘かったかなあ…登場人物でよくわからない人があちこちに、

それを説明してもらえないから少し不満はあったが、

そんな状況でもまず娯楽映画としてとても楽しんた

 

亡くなった母が「スパイ大作戦」が好きでよく観ていた

テープレコーダーから煙が上がるのがすごいと思っていた

 

そんなことを思いながら近頃の映画としては長尺のこの映画が、

今やっているテレビドラマを思い浮かばせた「VIVANT」

私はこのドラマの演出方法が鼻について、面白いと感じられずにいる

「ミッションインポッシブル」を観ながら、

ああ、「VIVANT」の人たちは「ミッションインポッシブル」みたいなドラマを作りたかったんだなあ

と、思ったら、なんだかほわっとした

好みの問題だろうが伏線は伏線とわからずに物語が進んだ方が、

あとから伏線だったとわかったときの満足度がたまらないし、

その方が品がいいし、粋だと私は思う

「スパイ大作戦」はその面は特にさっぱりしていたと思うので、その流れだろう

「VIVANT」は奥歯にものが挟まったようにもったいぶって物語が進む

すべてに隠された何かがあると思わせぶりな演技、構成にいらいらしてくるのだ

「ミッションインポッシブル」のあっけらかんとしたさまに、

知らない登場人物がいても心から楽しんでいる自分を感じて、

こういう方が好きだなあと思った

 

「ミッションインポッシブル」まだ続くようだ

次回作が日本に来たら、と思うとちょっとワクワクしている

 

 

 

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真っ赤

2023年08月15日 | 日記
お盆だから…久しぶりに甘納豆の入ったお赤飯にしよう!
 
張り切って作ったのだが…
 
本当に久しぶりで、食紅の量の目測を誤ってしまった
 
まああ、ギンギンギラギラ夕日が沈む!みたいな色!
 


あははは…我ながらすごいなあ
 
「すみません」と、仏壇に上げて、お相伴した味は「これこれこれさ!」
 
我が家と同じ霊園に墓がある友人が、ついでだからと墓参りをしてくれた
お墓の中の人たちも恐縮していることだろう…でも、ほっとした
 
感謝!
 
 
 
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8月15日を前に

2023年08月12日 | 徒然に、
古いアルバムがある 25年前に亡くなった私の父親のもの
 
このアルバムは何か意図して作られたものらしい
あちこちに父親の字で一言二言添えられている
 
父は学徒出陣で海軍に入った
 
 
ゼロ戦が間に合わなくて、終戦を迎えた   と言っていた



どこかで書いたと思うが、
突撃する仲間の様子を上空から確認する任務を何度かしていたようだ
 
戦果を確認して伝える…それがなければ大本営発表はないから、、、
 
ゼロ戦は軽いから機首があがりやすいのだそうな
機首があがったまま突撃しても効果的な攻撃にならない
最後まで機首を下げたままぶつからないとならないらしいが、
 
どうしても最後に手が緩むのだろう ふいっと飛び越えてしまう
当然それでも生きて戻ることはない
戻ってその様子を報告しなければならない
 
そんな話を父は何かの時にしてくれた
 
 
うちの末っ子は、父が亡くなった年の8月15日に
予定日よりひと月早く生まれている
 
非戦 父のその思いがこの子の誕生日に込められているように感じている
 
どれほどの理屈を重ねようと、戦争をしてはならない
わが子を、若い世代を戦闘に向かわせてはならない
 
それだけは間違いなく…と思っている
 
 
 
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