つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

夫婦揃って

2018年06月21日 | 徒然に、
旦那が突然熱を出した

期末も近く、休講に出来ず鎮痛剤を飲んでなんとか1日やり過ごし、行き渋るのを拝み倒して耳鼻科に行って薬を出してもらってきた

その翌日の朝のこと、私は朝からトイレに通っていた、
緊張しいの私はなにか気になるとお腹が下るので、それだと思っておさまるのを待っていた

昼くらいまでかかったかな?少し落ち着いたなと思ったら、ぽんと熱が出た!

ありゃあ、まずい!旦那のが移ったかなあ?
慌てて耳鼻科に飛んでいった
喉赤くないし、脳貧血おこしたのかもね?と言われたが、昨日の旦那、今日の私で、
念のためと解熱剤と整腸剤をだしてくれた

さて仕事から帰ってきた旦那「抗生剤のせいかお腹が緩い」と言い出した!

あれ?
それ、薬のせいじゃなくて、そういう風邪なんじゃないの?

全く!
元はと言えば、会議の時に窓が開いていて寒いなと思ったのに言い出せなかったんだそうな!
この頃の札幌は、日差しがあれば気持ちがいいが意外に肌寒い…

今日もまだお腹の様子はいただけない!
なにか食べると刺激をうけて、腸にたどりついたものを押し出してくれる…ふう、

夫婦揃っていささか怪しい腹塩梅を抱えながら、
東京に向かいます!

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モリのいる場所

2018年06月11日 | 映画

池袋モンパルナス……そこは、子どものころの私が暮らした場所の近くにあり、

今のように塀や境界などがうるさくなかったときに、猫と子どもは遊びに夢中になりながら、

よその家に入り込んでもそれほど怒られることのなかったそんな時代だった

映画の終盤、魚の精のような男が宇宙に旅立っていくが、

そんなことがあっても不思議でない空気が東京にもあった

あの、要町、椎名町、千早町から落合にかけては、

画家、音楽家、小説家、…もったいぶった言い方をすると“芸術家”と呼ばれる人たちが、

多く住んでいた

漫画家たちが集まって暮らしたときわ荘もこの近辺になる

 

熊谷守一……画壇の仙人と呼ばれたこの洋画家も、この場所のうっそうとした庭の中で暮らした人だ

 

樹木希林と山崎努が夫婦役で出るというので、旦那を誘って観に行った

ファンタジーな演出が、時折混ざるのだが、その混ざり具合がもう少しうまくいくとよかったのになあ

と思うほど、この夫婦の存在が自然で、そして何にも迷わされないものを感じ

とても魅力的だった

風変わりなご夫婦なのに、人の出入りが絶えない

反対に人が出入りしても気にしないのだろう…その居心地の良さが伝わってきて、ほんわかした

 

 

もう大個展は終わってしまったが、

映画がとても印象的だったので、熊谷守一美術館に行こうよと旦那を誘ってみている

 

 

 

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隠ぺい体質とは言えないが、

2018年06月05日 | 徒然に、

この頃よく聞く「隠ぺい」と言葉に思い出したことがある

ああ、そうかあ、日本人てこういう民族なのかもなあと思った次第で、

私の覚書程度のことなのであまり過激に反応せず読み飛ばしてもらいたい

 

子どもが4人同じ小学校に間を開けずに通った

PTAとの付き合いは15年に及び、その間にクラス委員というものもやっているし、

最後のほうでは執行部と呼ばれる役員を何年かやらせてもらった

会計だったか、会計監査だったか、なんかそういう役職をいただいたと思う

6,7人いる役員が、クラス委員が実行者としてあたる委員会にそれぞれ責任者兼アドバイザーのようなことで

手分けして名前を連ねる

私はその年は、PTAの広報紙を作る広報委員会の担当になった

現実的には担当の教員と委員会が印刷屋さんと相談しながら動くから、お飾りみたいなものでした

でも旦那がその手の仕事に携わっていますから、アドバイスもできるし、わからないことは調べる手立てもあるから、

月に一度程度あった全体会議の時にくらい、進捗状況を教えてくれてもいいのになあとは感じていたのです

夏休み前に、教職員やクラスの紹介のようなものを一回、

年度末にしっかりとした広報誌を一回、それが委員会の仕事だったように覚えています

その夏休み前のうすい広報紙で事件は起こりました

 

夏休み前の会議に行ったときに、担当の先生と広報委員長がゲラ刷りをチェックするという話が聞こえましたが、

そばにいた私には声がかからなかったので、下手にしゃしゃり出てもと思い黙って帰りました

そして数日後、子どもが持って帰ってきた広報紙をみてびっくり仰天してしまったのです

「丁合」が表紙と中身とで整っていなかったのです

日本語の印刷物は、縦に書かれたものと横に書かれたものとあります

縦に書かれたものは、左から右にあけ、右上から左下に読み進めるように整えられます

横に書かれたものは、反対に右から左にあけ、左上から右下に読み進めるように組まれます

届いた広報紙は、左から右にあけるものでしたが、

あけると教職員の顔写真とともに横組みで、左上から右下に読み進めるようになっていました

当然、校長先生が一番左上にいました

4ページほどの薄いもので表裏に表紙と裏表紙がついていたのですが、

もう見た途端に愕然としてしまい、恥ずかしい!と思いました

不思議だったのはプロの印刷屋さんがついていて、助言しなかったということで、

こういう新しいやり方があるのかと念のため旦那に確かめたら「馬鹿だと思われるよ!」

翌日慌てて学校に電話を入れたのです

 

話はここからです

出してしまったものはもう取り返しがつきません

何かクレームがあったら先生に対応してもらうということで、

私は回収するまでには及ばないけれど、次の全体会議で報告し、何処をどう間違ったかきちんと残してくださいと指示しました

私としては、その恥ずかしい広報紙に赤字を入れてこうすべきだと記録としてほしかったのですが、

全体会議の前に「これでいいですか?」と見せられたものは、

丁合をなおして左に開くようにして学校の印刷機で刷られたものでした

あきれてしまって思わず「こういうことではなく」と大きな声を出したら、

かかわった先生も何を言われているのかわからないきょとんとした表情をしていました

同じ役員の人がいら立つ私との間に入って、私が用意しますと言ってくれて赤字を入れたものを

その年の広報委員会の記録に残すことができたのです

 

ことほど左様に…そういう体質なんだと思います

やってしまった失敗を受け入れない、隠してしまう体質…きっと、日本人はそういう民度を持っているのだと思います

だから、第二次大戦の責任も誰もはっきりとはとらず、

森加計も誰の責任でもなく、日大の問題も誰のせいでもないのです

 

私たちはそういう人間なんだと戒めないと、いつまでたっても何にも変わらない

武士の時代、潔く自決していた民族が実は違っていたんですねえ…ため息しかでません

若い人に期待する…

過去を見つめなおすのは今の年寄りの仕事だから、なんとかそういう始末をつけなければならないが、

そういう世代の子孫だということを、そういう国民性を持つ民族なんだということを肝に叩き込んで、

そうではない生き方を選んでほしいと期待します

 

 

 

 

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男なら床屋だろ!

2018年06月02日 | 徒然に、

写メを撮ればよかったのだが、

自分の中に起こったもやもやに気を取られ、旦那に注意を向けることしかできなかった

道すがらにあった床屋さんののぼり旗に大きく書かれた文字

「男なら床屋だろ!」

それだけが大きく書かれた旗だった

どこがどうとは言えないがもやもやと不快感を抱き、気になった…

それがどういうことなのか、何なのか考え始めた

 

この旗はおそらく美容院に流れる男性客に向けてアピールしているんだろうけれど、

男は床屋…  では、女は美容室と決まっているのか?

それって、なんだか根底に男女差別を感じないか……?

それがもやもやの種かな?

性差があるので更衣室などを分ける、区別は必要ですが、

髪を切るのに床屋か美容室かという区別は必要だろうか?

否、私のママ友の一人は、時間がかからないからとずっと理容室を愛用している

子どものころ床屋さんに通った記憶のある女性は結構いるのではないか?

かくいう私も覚えがあるし、病気治療で脱毛してしまった時は旦那の行きつけの床屋さんに頼んで丸刈りにしてもらった

理容室に行くのは圧倒的に男性が多いのだろう…でも、髪を切りに行くのは誰でもいいはずなのに、

そこをあえて“男”とあげてしまう

悪気のない、なあんにも意識のない、あえて言えば自分は差別意識はないと言い切ってしまうだろう人たち

こういう善意の思い込みの、こういう差別が一番厄介なように感じます

 

物事を過大に感じ取りすぎているのかとも危惧するが、

この国の政治家も、役人も、マスコミも、

自分はまっとうだ、差別はないと思い込んでいる人が結構いるようだ

うちの旦那もこの手の端くれで、何かの拍子にああこの人も差別があるんだと感じることがある

小さな違和感をほっておくのではなく、こんなことからも差別を感じるのですよと

それを言うことは本当は大事な行動なのかもしれない

次に続く若い世代が、もっともっと平然と生きていけるようにできればと思います

 

旦那が教えてくれたキング牧師の言葉を最後にここに紹介する

 

「最大の悲劇は善意の人々の沈黙である」。

運動を通じてキング牧師が実感したのは、悪意のある反対者より、

善意の人たちの沈黙が社会の前進を止めているということだった。

                  黒﨑真「「非暴力」という抵抗――キング牧師の戦い」

 

 

 

 

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5月の本

2018年06月02日 | 本・・・

活字を追うことがなかなか続かず、

それでも本を読みたいという欲求には耐えられず結果、

絵本や写真集が多くなった。

でも、楽しい本が多かった。

 

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:19
読んだページ数:2668
ナイス数:43

禁断の魔術 (文春文庫)禁断の魔術 (文春文庫)感想
読んだことあるなあ、と思いながら頁を捲った。読書メーターで確認、テレビの印象が強すぎて本を読んだ記憶が抜けてしまったようだ。
読了日:05月31日 著者:東野 圭吾
ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)ずーっと ずっと だいすきだよ (児童図書館・絵本の部屋)感想
次の犬の友達にも言い続けるというのに、ぐっと来てしまった。ペット…その在り方、いろいろ感じさせられた絵本だった。絵の魅力も大きい。
読了日:05月29日 著者:ハンス ウィルヘルム
札幌周辺 大人の日帰り旅 (JTBのムック)札幌周辺 大人の日帰り旅 (JTBのムック)
読了日:05月28日 著者:
タウシュベツ川橋梁タウシュベツ川橋梁感想
朽ち果てていくもの…凛とした佇まい。なんと言葉にしたらよいのだろう…?
読了日:05月28日 著者:岩崎 量示
のら猫拳のら猫拳感想
面白い!よくこういう場面にカメラを向けていたと感心する。撮影した日付、場所などがわかると、もっと物語が広がるように思う。
読了日:05月28日 著者:アクセント
世界のねこみち世界のねこみち感想
岩合さんの写真は、猫が映っているけれど、そこにはそこに住む人も感じられて、やっぱりすごいや!
読了日:05月28日 著者:岩合光昭
しまい忘れた猫しまい忘れた猫感想
時折見かけるけれど、猫ってこんなにしまい忘れるんですね!あはは
読了日:05月28日 著者:
世界を救うパンの缶詰世界を救うパンの缶詰感想
缶詰めのパン…いいものができたと、非常用袋に入れてある。そうか、こんな物語があったんだ!
読了日:05月28日 著者:菅聖子
あめのひ (児童書)あめのひ (児童書)感想
すごい!雨の日の接し方…雨の日の空気…おじいさんと子どもの付き合い…どれもこれもうずうず、ドキドキしながら頁を捲った。
読了日:05月28日 著者:サム アッシャー
新装版 霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)新装版 霧の果て―神谷玄次郎捕物控 (文春文庫)感想
再読 藤沢周平の作品には切なくなるものが数多くあるが、これはちょっと趣向が違う。少し歪んでしまった人生を、なんとかだましだまし生き抜こうとする主人公に魅力を感じる。
読了日:05月27日 著者:藤沢 周平
岳人 2018年 06 月号 [雑誌]岳人 2018年 06 月号 [雑誌]感想
パワースポットと表紙にあって手に取った。面白かった。
読了日:05月21日 著者:
シティ・マラソンズ (文春文庫)シティ・マラソンズ (文春文庫)感想
一握りのエリートの話ではないが、走ることに挑戦する人たちの物語。勝負けではない何かが心地よかった。
読了日:05月20日 著者:三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ
おかあさんはねおかあさんはね感想
本屋で立ち読み…私はこういう思いを持ち続けて子育てをしただろうか?今はどうだろうか?そう感じていてほしいと我が子たちに思っている。
読了日:05月15日 著者:エイミー・クラウス・ローゼンタール
うんちっちうんちっち
読了日:05月15日 著者:ステファニー ブレイク
かべのむこうになにがある?かべのむこうになにがある?感想
これは、素敵な物語だった。壁のむこうに何があるのか?壁ってなんだろう?最後の頁にぐときた。
読了日:05月15日 著者:ブリッタ・テッケントラップ
三屋清左衛門残日録 (文春文庫)三屋清左衛門残日録 (文春文庫)
読了日:05月11日 著者:藤沢 周平
田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)田舎の紳士服店のモデルの妻 (文春文庫)感想
井の中の蛙大海を知らず…価値観というものが人それぞれであるから、都会で暮らす人の尺度がすべてではないということに賛成!どちらの暮らしをするにしろ、隣の芝生と比べるものではないということ…かな?しかし、この旦那、ありえないほど恵まれていることに気が付いているのかな?
読了日:05月08日 著者:宮下 奈都
地図で楽しむすごい北海道地図で楽しむすごい北海道感想
へええ、へええ、と次々と頁を捲った。都会に住む人よりも、地方で農業や漁業についている人の方が税金をたくさん納めているって、ちょっと驚きだった。
読了日:05月07日 著者:都道府県研究会
岩合光昭の世界ネコ歩き2岩合光昭の世界ネコ歩き2
読了日:05月07日 著者:岩合光昭

読書メーター

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