山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

久しぶりに本箱作ったよ !!

2023-01-30 20:37:34 | リフォーム・屋内作業

   読みたい本がついつい溜まってしまう。それがいつの間にか、読んだ気になって「積んどく」となる。炬燵の周りは本が邪魔して動けなくなる。そこで、やっと重い腰をあげて本箱を作ることになった。

 さいわい、数十年前に買っておいた材料があったのでそれを利用する。ただし、棚板が1枚足りなくなったので、古材を探したら古民家改造の時とっておいた床板を採用する。しかし、明治の床板のようで平らではなかった。手斧で削ったのだろうか。しかも、虫食いもひどい。さっそく、水性ペンキでそれをごまかして組み立てる。とはいうものの、全体のサイズが合わなくなり最終的にはカンナで調整する。

           

 土台に2個の基礎材を置くことにする。その板にあうものを探してみたら、やはり古民家改造の時にとっておいた広葉樹の敷居を使うことにした。銅でできたレールを外して一部虫食いもあった。これも白ペンキでカバーする。むかしの材木はどっしりしていて多少の虫食いや傷があっても安心できる。

      

 余ったペンキは、いつも酷使している作業台を塗ることにする。また、基礎材の上におく厚い板も製材所からいただいてきたわけあり板を白ペンキでごまかしていく。この白ペンキも5~6年前の残りものだ。要するに、今回の材料はほとんどすべて廃材やら手持ちの余り物で作ったことになる。

         

 ついでに、近所の大工さんからいただいた椅子の板も残った最後のペンキで塗る。この椅子はパイプも板も廃材で造られている。焚き火で野外クッキングするとき重宝している。野外専用の椅子だ。

  ペンキ塗りは、雪や霜や低温でペンキがなかなか乾かないので、それを待ちながら塗ったのでそれぞれ時間はかかっている。最後に、本箱は5mmのベニヤを張って裏板補強とする。いずれ転倒防止の機具を取り付ける予定だ。

           

 やっと、念願だった本箱に書籍を並べることができた。それでも、全部を収容できたわけでもない。炬燵の周りになんとか空間ができたことを良しとする。場所の関係で幅が60cmくらいしか取れなかったものの、久しぶりのDIYを楽しむことができた。廃材や余り物が生かされたのが何よりうれしい。

 

 

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「唐箕」のメンテナンスを行う

2020-02-08 22:13:18 | リフォーム・屋内作業

 いよいよ、「唐箕(トウミ)」を庭に出してメンテナンスを行う。唐箕は中国で「風扇車」と呼ばれそれが江戸時代に伝わり元禄以降普及した。稲作が機械化された後においても、しかも戦後しばらくでも使われていた優れものだ。電動だが同じ形をした金属製のものもいまだに販売されている。近所からいただいたこの唐箕も戦後しばらく大切に使われていたようで致命的なダメージがないのがありがたい。

           

 手回しのファンには字が刻印されている(豊橋製?)が読めない。ゴミが付着しているので金だわしで除去する。このハンドルの奥の「起風胴」のなかに4枚の木製の送風羽根があった。

          

 てっぺんの漏斗から穀物を投入することから作業は始まるが、きょうは何しろごみ取りと小破修理に徹する。漏斗の板には「福門」(笑門来福?)と墨守され、上に書いてある字は読み取れない。その裏側には「福」の一字が大書きされていた。このパターンはいずれの唐箕と同じデザインだ。

         

 漏斗に投入された穀物は送風によって重い実は、右の第一樋(第一口)に、軽い実は第二樋(第二口)に落ちるはずだ。それ以外の殻やゴミは左先端の「吹出し口」から機外に出される。板が薄くて華奢な感じで心配にもなる。

         

 さすがに木製カーブの部分は何度か修理の後もあり、そこは接着剤と細い釘で補修する。板の幅が細いうえに薄いのでやはり割れてしまっていた箇所が少なくない。それでもこれだけの技術を実現する匠の技に感心する。  

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足踏み機の修理完了

2020-02-06 18:42:20 | リフォーム・屋内作業

 土台の部材が腐ってしまった足踏み機(2016.2.13.blog参照)をなんだかんだで1週間かかって修理していたが、やっと本日完了となる。本当は去年の秋に注連縄づくりにデビューしたが、運搬途中で土台が崩壊してしまったので活用できなかったのだ。

     

   戦時色が強い昭和17年に購入したらしい本機だが、今でも十分使える性能を有している。細かいところにも技術の粋が蓄積されているのに感銘する。簡単そうに見えた「ほぞ組手」にはずいぶん手こずってしまった。

         

 本当は5㎝角の部材が欲しかったが、1時間以上かけて買いに行ったホームセンターには6cm角しかなかった。するとすべての寸法が違ってくる。部品のビスの長さも変わってくる。想定はしていたもののやはり狂いがどうしても出てきてしまう。部品を再び買いに行く。

         

 寒風と強風が午後の作業を中断させる。したがって、作業は午前中だけに絞ることにする。のんびりやりながらがやったので焦りもなく、流行のコロナウイルスもやってこなかった。本体横の蓋を開けてみると。

          

 心臓部の歯車が大切に保守されていた。こんなところにも技術の誇りがさりげなく用意されていた。足踏み機の製作は地方の小企業が活躍していたが、現代は大手の企業に吸収されてしまって、こういう心のこもった味が喪われてしまった気がする。     

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地域マガジンを印刷・発行する

2019-03-30 20:09:18 | リフォーム・屋内作業
 地元にやってきた昆虫や畑や道路際の植物を、デジタルカメラに保存していたのを編集する。また、地域に住む長老に昔の思い出を語ってもらい、それらを地域マガジンとして発行してみる。冬の作業はこれの編集作業に追われやっと印刷作業となる。家庭用印刷機も朝から夜までフル回転だ。

     
 A4判の普通紙4枚に表紙・裏表紙を合わせて20ページ分の手づくりの情報誌だ。炬燵のある部屋はその用紙で占領される。そしてそれを綴じようとするが中国産のステープラーが言うことを聞いてくれない。たびたびつぶれた針を取り直してなんとか雑誌らしき体裁を刊行する。

             
 そういえば、このちっぽけな創刊号が図書館に配備されていた。役所にも15部ほど持っていく。創刊号は最初は50部だけだったが、けっきょく150部ほどになってしまった。とりあえず今回は100部を目標にする。
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降誕祭に煙突掃除したからね

2018-12-25 20:44:30 | リフォーム・屋内作業

 そういえばクリスマスだったんだ。だからダルマストーブの煙突掃除をしたんではなかったんだ。だけどきょうしかやる日がなかったんだ。やるには腹を据えてやらないと面倒な作業が続くのだ。

     

           

 煙突の三分の一も煤で詰まっていた。こんなに煤がたまるとはいつも驚きだ。このまま火を点ければ部屋中が煙だらけになり、火災も心配となる。マスクをして微粒子を吸わないように注意する。高所作業ともなるので加齢とともにだんだん動作が鈍くなっている。

            

 夕方にやっとダルマさんに点火する。ささやかな温もりがダルマさんらしい。これからは薪をしっかり確保していかなければならないね。あっという間になくなってしまうからね。さぁて、いよいよ大寒とつきあっていくとしようか。

  

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防寒カーテンをやっとつける

2018-03-08 21:19:56 | リフォーム・屋内作業

 カーテンを下げるポールはとっくにつけてあったが、カーテンそのものを吊り下げる部品が足りなかったり合わなかったりしたため、なんども買いに行ったり、ネットで注文したりして、やっと設置に至る。注文したリングはホームセンターに置いてなかったので、ネットで注文したら二度にわたり中国から届いた。どうも遅いと思ったよ。

 

      

           

 相変わらず計画が緻密でなかったので、たびたびホームセンターに買いに行く。これで台所から侵入する寒風はとりあえず阻止するはずだ。去年に設置完了のはずだったが春の便りが届くころできたのはいかにものんびり過ぎる。

 再び大雨が襲ってきた。雨はキノコや野菜にはいいのだが、あまり暴雨だと土砂災害が心配になる。国道の水たまりに車が入ると車が大きく揺れるので、ゆっくり走ることにする。

 

 

   

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ネジ・釘を整理する

2017-01-08 18:50:15 | リフォーム・屋内作業
 きょうは雨が予想されたので、炬燵でごちゃごちゃだった釘やネジを長さ毎に整理することにする。
 これをしておかないと、探すだけで時間を費やすことになってしまう。
 もしないとすれば、1本のネジのために1時間以上かけてホームセンターに買いに行くことになってしまう。
 1本のネジのために作業を中断するという事態になる。

                           
 とくにネジは軸が太いと材木が割れてしまったり、逆に細いと強度が落ちてしまう。
 さらにネジのてっぺんのお皿の大きさが大きいか小さいかでも変ってくる。
 お皿が小さいとドリルドライバーがうまくフィットせずにプラス部分が削られて丸くなり、使い物にならなくなってしまう。
 これ以外に、よく使うネジは箱で用意してある。
 
 というわけで、雨天のときは外作業は諦めてゆったりする。
 
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屋根を塗り直す前に

2016-06-07 19:07:15 | リフォーム・屋内作業
 梅ちゃんがひょっこりやってきた。
 来て早々、「屋根を塗るなら今がチャンスだよ」と言う。
 そのつもりだったが、その前にトタンが浮いている所をしっかり固定しなくちゃならない。

                    
 というのも、横殴りの強い雨風が来ると雨漏りがすることがあった。
 これはトタンが浮いているせいと思われた。

    
 そこでさっそく、ホームセンターで食い込みのいい釘とステンレスの「亀座」を買ってきた。
 なにかをするとなると、その前に準備を終えていなくてはならないのが世の常なのだ。
 さっそく屋根に登ったものの、釘がすぐなくなる。

                      
 それでもう一度、釘と亀座を買いに出かける。
 屋根の上にいるとけっこう急勾配で危険であるのがわかる。
 また、埃やサビも鉄線のブラシで除去しなくてはならない。
 それが終わって初めてペンキ塗りに移行できるのだ。

 梅雨前には実現はできそうもないが、ぜひ年内には実行したいものだ。
 
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書架が完成し本を並べ始める

2016-02-29 19:17:37 | リフォーム・屋内作業
 久々に雷鳴が天地を震わせる。
 それもつかの間、大粒の雨も止み、今度は突風が我が物顔となる。
 部屋の隅に積んであった図書を完成した書架に詰め込む。

                            
 突き当りにあったトイレのドアを取り去り壁にしている。
 狭い廊下に本棚を作ったのですれ違いはできない。
 予想以上に本が埋もれていたので全部の収納はむずかしそうだ。
 しかも、棚の寸法の間違いからロスもある。、

 全部読んでいれば偉人になれたはずだが、本を確保すると読み終わった気がしてしまう。
 そして、まずいことに次の本が欲しくなる。
 まずは、床の本が棚に移ったことをよしとしよう。
 これでお目当ての本がどこにあったかを探し回る手間はずいぶん縮小されたはずだ。
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まもなく書架を完成へ

2016-02-16 18:02:45 | リフォーム・屋内作業
 少しづつ進めていた書架づくりがまもなく完成する。
 きわめてラフな設計図は、想定外ばかりの展開だった。
 とにかく、寸法があわないことはなはだしい。
 ずさんな性格が痛いほど露呈される。

                            
 しょうがないので、現場にあわせながら材木を切断することになった。
 棚は完成したので、あとは壁と書架とを固定するL字型金具をつければ、図書を入れていくだけだ。
 できれば、窓側にレースのカーテンをすればなお良しだ。
 昔の古民家だったので電気が通ってないのが難点。

 以前は窓がなかったのでまさに暗黒のな廊下だった。
 そこを歩いてトイレに行かなければならなかったので、かなり怖かったと思う。
 これで部屋に散乱している本がいよいよかたずくはずだ。
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