山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

うり坊?

2009-04-30 20:00:55 | 生き物
農作業を終えて夕方庭にもどると、付近に悪臭が。肥料の臭いかと思いながら、玄関に向かおうとしたら、和宮が「静かに」の合図。庭のかまど付近にタヌキでもないハクビシンでもない、犬でもない、動物2匹がかまどに捨ててあったタケノコの残骸をむさぼっているではありませんか。あわててデジカメのシャッターを押したのだった。
 お尻の形から、これはイノシシの子どもに違いないと。臭いも2匹がいなくなると同時に消えていった。近くに親もいたのだろうか。埼玉のマタギ塾長だったら早速捕らえて胃袋に入れたことだろう。まさか、カモシカの子どもでは?

 夜の10時ごろ、天井裏でゴソゴソ音がしたので、掃除機の先端で天井を叩くと、あわてて当人は逃げていった。去年ハクビシンが付近に出没したので、こちらはきっとハクビシンに違いないと当局は睨んだのである。
 いよいよ、動物たちも出動開始なのである。人間と同じだよな。
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オオゾウムシ

2009-04-29 01:40:31 | 生き物
風呂に入っていると装甲車のような「オオゾウムシ」が片隅にいた。
オオゾウムシは、日本のゾウムシの中では最大級の大きさだ。
体の割には不器用そうだが、こちらも草くんと同じく裸身で無防備だ。
 風呂場には、ムカデをはじめヤスデ・カマドウマ・アシダカグモなど来客が多い。和宮が悲鳴を上げないのでそれで田舎暮しは成り立っている。

道草山は、シシウドとイタドリが勢力を拡大してきたので草刈となった。ほおっておくと1mを越えるジャングルになってしまう。カキドウシの紫の花が目立つこのごろである。
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ウラジロ

2009-04-28 00:33:37 | 植物
森の木陰に現代アートな芽生えがあった。「ウラジロ」のシダ群落だ。
ウラジロの葉は、名前のとおり裏が白っぽい。お正月飾りには欠かせないが、こんなモダンなY字バランスは、目立たないシダ類のなかでは異色の存在のように思える。シダもおしゃれには関心があるんだなあ。

過去の幻のブログが復活しました。ブックマークの「田舎暮しに闖入!右往左往!」をクリックすると見られます。
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ヤマカンピョウ

2009-04-27 00:14:42 | 食彩・山菜・きのこ
道草山の山菜はいまオオバギボウシでにぎわっている。
 蕾が橋の欄干に見立てて名前がついたようである。
 山菜では、「ヤマカンピョウ」として、葉柄を茹でて天日に干して保存食にするというので、挑戦してみたい。いつもは、おひたしにして鰹節やマヨネーズをかけて醤油で食べている。地元の人に食べてもらったら、山菜として食べる習慣はないようだ。
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ゼンマイ綿毛

2009-04-26 00:03:53 | 食彩・山菜・きのこ
ゼンマイの綿毛は、ゼンマイ布として織り込まれたり、防寒着や手まりに利用されたりしたという。保温・防水・防虫・防黴に優れているようだ。
 ゼンマイ布はもう入手困難になっているらしい。
 ものを大切に利用する先人たちのスピリッツに学ばなければなりませんね。
 バケツ1杯分ほど集まった綿毛をどうするか、悩んでいるところです。
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シイタケ菌打ち作業

2009-04-25 12:04:27 | 農作業・野菜
シイタケ菌打ち作業は、木のコマをハンマーで打つ作業をやったことがあるが、手でコマを穴に入れるのは初めてだった。これなら、幼児でも子どもでも参加できる。都会とつながれば家族連れで参加できる。こうした情報を中山間地と都市とが共有するシステムを作る作業が必要だ。それには、行政や市民団体と農林業家とのコラボが不可欠だ。といっても、行政は新しい事業にはなかなか手を出さないからまずは市民レベルからやるしかない。
 というわけで、浜松市の森林コーディネーターの有志と東京の私の友人とで急遽参加させていただいた。
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シイタケ「援菌」?

2009-04-24 01:50:42 | 農作業・野菜
農林水産大臣賞を二度ももらったというシイタケ農家で「プロに学ぶシイタケ菌打ち仕事の実際」を体験した。主にドリルで開けたコナラの穴にシイタケ菌のこまを手で埋めるという作業だ。3歳の幼児も手伝えたのが感動的だった。また、腰をさすりながらそこで終日作業をしている人たちの明るさとたくましさに脱帽するばかりだ。労働とはほんらいこうでなくちゃという見本だ。
 膨大なコナラの山がなかなか減っていかないくらいの量の木材を切り出した労力にただただ感心するばかり。いただいたシイタケ汁の美味なこと!
 中山間地ならではの迫力とおおらかさに触れた一日だった。
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ジャガイモ リベンジ

2009-04-23 03:40:51 | 農作業・野菜
去年、霜で惨敗したジャガイモに再チャレンジ。
陽気のおかげか、ついに芽を出してくれた。
初心者にとってはこの芽がこのうえなくうれしいものなのだ。
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赤花エンドウ

2009-04-22 00:01:33 | 農作業・野菜
サヤエンドウの花が元気です。「赤花絹さや」という早生のエンドウです。花としても見ごたえありますね。白花の「30日絹さや」というエンドウは、逆に元気がありません。土壌の微妙な構成と種との折り合いがまずかったのでしょうか。
 メンデルの法則の実験材料に使われたので有名ですが、麦作の普及とともに古代オリエントからヨーロッパに伝わったとのこと。
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コウゾ

2009-04-21 00:30:52 | 植物
樹皮の繊維から和紙を作り出す「コウゾ」がつつましく咲いていた。
和紙の中でもっとも長い繊維が取れるので、丈夫で保存が利く和紙がつくれるという。そのつつましさが、和紙という日本文化の精髄を形成しているんだなあ。
 果実はクワと同じように食べられるが、花糸が長いので食べにくいし実が小さい。葉はクワより小さいような気がする。
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