山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

軒下のニンニク

2011-08-31 20:38:47 | 農作業・野菜
 軒下に保存していたニンニクが役立っている。
 張り切って青森ニンニクをいっぱい植えたのだが、芽が出なかったのも多かった。
 植える時期が遅かったのも原因の一つだ。

 やはり、季節時計に従わなくちゃね。
 大切にしながら味わうことにしよう。
 ちなみに、ニンニクはユリ科である。
なるほど。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

脱原発を静かに問う貝原浩画文集

2011-08-30 21:16:00 | アート・文化
 『貝原浩画文集/風しもの村』(パロル舎)が知り合いから送られてきた。
 これは1986年のチェルノブイリ原発事故で殲滅させられた村(立入禁止)に住み出した村人とまちのようすを描いた画集である。

        

              

 コンクリートで覆われたチェルノブイリ原子炉は、今もなお放射能物質を拡散している。それは過去のことではなく、現在進行形なのである。
 つまり、福島原発事故の対応は今後も末永く続くということでもある。

                    

 気鋭の評論家柳田邦男さんがいう。
 「原子力にまで手をつけてしまった現代文明のあり方に対するアンチテーゼと言えるが、しかしそれは単なる悲惨さだけの提示ではない。
 放射能汚染という終末的状況に投げこまれても、<小さい単位の小さな暮らしの営み>によって、再生の道を探り生き切ろうとする、土に生きる人間への讃歌なのだと、私は受け止めた。」
 という的確な評価にうなるばかりである。

 そして出版された翌年早々に、福島原発事故が起きたのだ。
 貝原さんの提起した画文集に、人類は相変わらず学んでいない。 

                  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小学生からのプレゼント

2011-08-29 20:17:26 | 出会い・近隣
 近所の小学生の女の子から「匂い袋」をいただいた。
 袋の中身は、わが家の畑で採れたオレガノ・ペパーミント・レモンバームなどのハーブである。
 それを「乾かして手づくりの袋に入れました」とペコっとお礼を言ってくれました。
 夏休みの宿題だという。

 いつもながら感心しているのは、7人しかいない学校のおおらかさである。
 都会でギスギスしている親子をいっぱい見てきたオイラとしては、こうした明るい素朴な小学生に出会うとホッとする。

              

 このところほぼ毎朝の飲み物はハーブティーである。
 ミントの香りが口の中から脳髄や食道にジワーと伝わってくる。
 胃に優しい、心に優しい、ミントの存在が大きい。

 民主党代表選挙で野田氏が当選。
 批判するのは易しいが理想を具体的に実現していくことの難しさを痛感している。
 「実現力」こそ、リーダーの真骨頂である。
 農的生活でも同じことが言えるので、ひと事ではない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バジルでジェノベーゼソースづくり

2011-08-28 20:49:35 | 食彩・山菜・きのこ
 和宮様念願のバジルが収穫を迎えた。
 大きな容器に採りたてのバジルを用意する。

         

 購入しておいたフードプロセッサー「クイジナート」は業務用だけにがっしりしていて頼もしい。 刃が丈夫そうだ。

              

 松の実は近隣ではなかなか入手できなかったので、あわててネットで購入しておいた。
 中国産だがやはり高価でもある。

                    

 チーズ・松の実・ニンニク・オリーブオイルなどを入れる。
 あっという間に攪拌できるので、和宮様はご機嫌である。

                      

 バジルの葉のいい匂いが部屋中に放射する。

                           

 これで出来上がり。
 このソースをかけたスパゲティーが大好きな二人の娘の笑顔が思い浮かぶ。
 とりあえず、ジェノベーゼソースは冷凍室で横になってもらう。
 和宮様のキリキリの二日間戦争が終結した。

 あとは味わうばかりである。
 ちなみに、きょうは和宮様の誕生日であった。
 素敵な日を自ら作ったことが素晴らしい。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウマオイを補足したアシダカグモ

2011-08-27 18:51:42 | 生き物
 わが家に住みこんでいる「アシダカグモ」が台所のガラス窓でウマオイを補足していた。ウマオイもわが家の居候なので、仲間どおしの事件ということになる。
 はじめてアシダカグモの「仕事」を見た。
 できたら、ゴキブリを捕らえてほしいのだがね。

 それにしても、アシダカグモの外観は迫力がある。
 このアシダカグモは♂なのでやや小ぶりだが、♀はこれより大きく10cm以上はある。
 それが突然、部屋を徘徊したり、風呂場に出てきたりするとドキッとさせられる。
 基本的にはこうした居候は排除せず、しっかり「仕事」をしてもらいたいというわけだ。

 さいわい、思ったほどゴキブリが少ないのはアシダカグモが「必殺仕事人」をしてくれていると考えることにしている。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハナトラノオが咲いたよ

2011-08-26 19:32:21 | 植物


園芸植物にはあまり興味ないのだが、この「ハナトラノオ」には多少の思入れがある。
 といっても、川崎の自宅でしばらく夏になると咲いてくれた唯一の花だからだ。
 つまり、丈夫で、放任しても咲いてくれる花でもある。
 オイラのようなズボラな人間でも許してくれる花だったからだ。

 けっきょく、春野までつきあってもらった。
 茎が四角なので別名は「カクトラノオ」(シソ科)といい、マイナスイオンも出してくれるらしい。
 夏に咲く花は少ないのでホッとできる。
 それだけでうれしい。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大雨はいつもドキドキ

2011-08-25 19:26:18 | 風景
 昨夜からの激しい雨はわが家の前の道路を川にしてしまいました。
 それは雨が止んだ夕方になってもなお流量こそ少なくなったもののドクドクと流れていました。
近くの国道・県道は雨量オーバーのため前面通行止めでしたが、夕方解除でした。

                 

 雨が止んでもなお、近所の石垣からは放水しているかのように雨水が流れていました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も満開タカサゴユリ

2011-08-24 20:48:22 | 植物
 毎年、8月下旬になると「タカサゴユリ」の花が咲いてくれます。
 はじめはテッポウユリかと思っていましたが、花の外側が紫褐色のラインがあるのが特徴です。
台湾原産の帰化植物なんですって。テッポウユリは、6~7月開花。
  
 ヤマユリやササユリが山里の品性を高めていますが、このタカサゴユリもなかなかです。緑の山里を借景に野生化した清楚な白いユリはピッタリです。



 紳助が暴力団と関係していたということで芸能界引退。
 それは英断だが、ヨシモトはフォローできなかったのだろうか。
 テレビ界がヨシモトにジャックされていることに業界も国民もマヒしていること自体も問題だとつねづね思っていました。

 地デジでテレビ映像や機能が改善したが、番組の質はどんどんお粗末に。
 質のよいソフトを構築するのがこれからの日本の課題のはず。
 何を大切に生きていくのか、という問いに応えられる番組をどれだけ発信できるのでしょうか。

 TV朝日の「モーニングバード」の質の低下は、鳥越俊太郎の降板だけの問題ではないですね。視聴者にゴマを擂らない主張を期待したいんだけど。
 玉川徹の「そもそも総研」だけが救いです。

 タカサゴユリはそんな人間のよこしまな思惑・利害に毒されず、命の限り凛と生き抜いています。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショウガをなんとか収穫!

2011-08-23 21:06:07 | 農作業・野菜
 ショウガをたくさん食べて血行をよくし、寒い冬に備えようとの目論見をしていたが、残念ながら収穫は3割くらいだった。
 同じ畝に植えたチンゲンサイの活発なパワーに負けたのだろうか。

 原因がよくわからないところが素人の悲しさだ。
 それでも葉ショウガとして、ミソをつけて食べたところなかなかいけますぞ。
 固い部位は擂ってソーメンの香辛料へ。

 「しょうがない」ので、おいしくじっくり食べることにしよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

龍山ふるさと村の散策会

2011-08-22 21:05:53 | 農作業・野菜
 昨日の散策会。
 怪しい黒雲のなか、クマザサをかきわけ浜松市龍山の白倉山山頂へ。

       

 そこには全国に1000点しかない「一等三角点」があった。
 ゴルバチョフ博士がその貴重な指標について熱弁をふるう。

               

 山頂には小さな「ガンクビソウ」(キバナガンクビソウ)とか、アキノタムラソウとかが秋の準備をしていた。
 「ノリウツギ」もわずかに花を残していた。
 「ツリバナ」の樹も意外に多くあり、蕾を隠すように用意していた。

林道脇には、ヤマジノホトトギス・キツネノカミソリ群落・オトコエシ・リョウブの花が控え目に咲いている。
                     

 起点のふるさと村」に着いてから、「絵手紙」を描いた。
 講師は龍山のゴッホ画伯が丁寧に指導してくれた。
 やはり、散策会は刺激的である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする