一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『アフタースクール』……とにかく映画館へ……

2008年05月29日 | 映画
今日、スゴイ映画を見てしまった! 内田けんじ監督の『アフタースクール』である。 この内田けんじ監督、ある映画評論家に、「日本映画界において彼を上回る才能は、ここ10年は出てきていない」とまで言わしめている日本映画界最強の新星なのだ。 ちなみに、彼の劇場用長編デビュー作『運命じゃない人』(監督・脚本)は、2005年カンヌ映画祭・批評家週間にて4賞受賞。 ●フランスの作家協会が最も優れた脚本に贈る「フ . . . 本文を読む
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『B型自分の説明書』Jamais Jamais(文芸社)

2008年05月22日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
日本人の血液型の割合は、A型、O型、B型、AB型の順で、4:3:2:1だそうである。 B型の日本人に占める割合は約2割。 5人に1人がB型ということになる。 割合的には、そう多くはない。 これまで、「血液型性格分類」「血液型人間学」といった本がよく出版され、話題になった。 A型は几帳面。 O型はおおらか。 B型はマイペース。 AB型は二重人格。 ……などなど。 日本人の性格を、たった4パターンに限 . . . 本文を読む
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……草原の輝き……烏帽子岳・杵島岳・往生岳

2008年05月18日 | 山岳会時代の山行
普段、私が山歩きをする時は、そのほとんどが単独行であり、登る山も、佐賀県内、もしくは(佐賀県との)県境の山に限られる。 単独行が好きなのは、自分の好きなようにスケジュールが組めること。 美しい花や風景に出逢ったら、そこに好きなだけ居ることができるし、コーヒーを飲みたくなったら、いつでも休んで寛ぐことができる。 すべての行動が、自分の思うまま。 それに、単独行の時は、自分の五感が鋭敏になり、ワクワク . . . 本文を読む
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映画『いつか眠りにつく前に』…人生に過ちなんてない…

2008年05月15日 | 映画
佐賀で良質の映画を提供し続けているシアターシエマで、『いつか眠りにつく前に』を見てきた。 第一回の上映は午前11時からだったので、少し早めに家を出て、県立図書館に寄った。 今日は、山尾三省、ヘルマン・ヘッセ、田口ランディなどの本を中心に、15冊借りた。 ●山尾三省『縄文杉の木陰にて』(新宿書房) ●山尾三省『屋久島のウパニシャッド』(筑摩書房) ●山尾三省『ここで暮らす楽しみ』(山と溪谷社) ●山 . . . 本文を読む
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春の里山自然観察会

2008年05月11日 | 登吾留山
今日、某サークルの主催する自然観察会に参加してきた。 私自身は会員ではないのだが、誰でも参加OKということだったので、行ってみることにした。 一人で登っても、貴重な植物はなかなか見つけられない。 植物に詳しい先生に教えて頂きながら、そして驚きながら歩くのが、何とも楽しい。 今日登った山は、私にとって馴染みのある山なのだが、これほど貴重な植物があるとは、正直思っていなかった。 シロアザミ。 アザミ . . . 本文を読む
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屋久島縦走……これ以上望むべきものなどない旅……

2008年05月05日 | 山岳会時代の山行
5月2日の深夜1時(日付は5月3日)、唐津市鏡の「古代の森」を出発した車が、1時35分、多久IC入口に着く。 私はここで車に乗り込む。 これで、参加者8人が揃った。 テツさん、テツJr.(コウくん)、マサルⅡさん、タツミさん、ヤマさん、イチさん、キンさん、タクの8人。 18歳から69歳まで(平均年齢50歳)の、個性豊かな、バラエティに富んだ面々だ。 運転を交代しながら、一路鹿児島港を目指す。 途中 . . . 本文を読む
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