一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

鬼ノ鼻山……2000年ハスの麓から……

2008年06月29日 | 鬼ノ鼻山・聖岳
鬼ノ鼻山に登るルートはいくつかあるが、いずれを選択しても、山頂近くまでの舗装道路歩きを余儀なくされる。 だから、麓から歩いて登る登山者にはめったに会わない。 九合目あたりに「憩いの森公園」があり、ここに駐車場とトイレがある。 ここから15分ほど歩けば山頂に着く。 だから、多くの登山者は、「憩いの森公園」まで車で来て、鬼ノ鼻山に登る。 (歩き足りない登山者は、聖岳を往復したりする) たまに麓から登る . . . 本文を読む
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映画『トゥヤーの結婚』……私は、あなたを一人にしない……

2008年06月26日 | 映画
今日は自動車の運転免許証更新に行ってきた。 佐賀市久保泉町にある佐賀県運転免許センターには午前8時20分に着いた。 8時30分から受付が始まり、更新手続を済ませ、30分間の講習(さりげなくゴールド免許だということをアピール)を受講し、新しい免許証を貰ってセンターを出たのが9時30分。 この後、佐賀県唯一のミニシアター系映画館「シエマ」に、映画『トゥヤーの結婚』を見に行った。 佐賀市松原の周辺は、な . . . 本文を読む
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八幡岳……雨に咲く花……

2008年06月22日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
日曜日の午後。 雨が止んで、薄日がさしてきた。 これなら山登りができるかもしれない。 私は八幡岳に向かった。 池高原には13時30分に着いた。 下界と違って、池高原は霧雨のようなガスに覆われていた。 数メートル先も見えないほどに――。 知らない山、初めての山だったら、登山するかどうか悩むところだ。 しかし、八幡岳には何度も来ているので、ためらいはなかった。 登山靴に履き替え、さっそく周辺を散策する . . . 本文を読む
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華恵……しなやかな感性、伸びやかな文章……

2008年06月21日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
アウトドア関係の雑誌は好きでよく読むが、毎号「買って」あるいは「手に入れて」読んでいる雑誌は、そう多くはない。 『BE-PAL』(月刊)、 『Green Walk』(季刊)、 『フィールドライフ』(季刊・無料)、 『山と溪谷』(月刊)、 くらいか――。 雨の降る日は、これら雑誌のバックナンバーの頁をめくっていることが多い。 『BE-PAL』は、号によって当たり外れがあるが、最近の本誌はなかなか良い . . . 本文を読む
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国見山・清掃登山……雨の中のヤマボウシ……

2008年06月15日 | 国見山系
からつ勤労者山岳会では、毎年、ラブアースクリーンの月として、6月に清掃登山を行っている。 今回は、国見山系の国見山。 今年の4月6日に、私は、からつ労山の仲間と一緒に、国見山~八天岳~隠居岳~烏帽子岳を縦走した。 その時にも感じたのだが、この国見山周辺は、特にゴミが多い。 山頂近くまで舗装道路が延びている山の宿命であろうが、このままではいけないと思っていた。 なんとかしなくては――。 とにかく清掃 . . . 本文を読む
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映画『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 ……あの時、何が……

2008年06月13日 | 映画
佐賀には、「チネチッタ」という、映画館にかからない主に単館系の映画を月に1回程度上映している自主活動のグループがある。 映画の選定、配給会社との連絡、チラシやチケットの作成、ホームページ運営、上映会当日の受付など、すべてボランティアスタッフで運営されている。 1989年(平成元年)7月の第1回上映以来、約20年間上映会を実施している。 この「チネチッタ」の今月の上映会が、6月13日(金)に、イオン . . . 本文を読む
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黒髪山……あの花に逢いたくて……

2008年06月08日 | 黒髪山系
用事があって佐世保の実家に行った。 その帰りに、黒髪山に登った。 あの花が咲いている頃だと思ったのだ。 空は雲っている。 途中で雨が降り出すかもしれない。 竜門ダム登山口の駐車場に着くと、野鳥の会のような団体さんがバードウォッチングをしていた。 その横をすり抜けるように山に入っていく。 登山口に、ハナミョウガの群落があった。 黒髪山には、国の天然記念物「カネコシダ」をはじめ、多くの種類のシダが . . . 本文を読む
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隠居岳……行く方も躑躅(つゝじ)なり。來し方も躑躅(つゝじ)なり……

2008年06月05日 | 国見山系
ヤマツツジ(山躑躅)は、日本全国の山地で普通に見ることができる。 日本のツツジの代表であろう。 花の色は、赤というべきか、朱色というべきか、強烈な印象を残す色である。 私など、むしろ紅色と呼ぶべきではないかと思っている。 妖しく艶めかしい色である。 樹高は高く、4m~5mほどになるものもある。 このヤマツツジの大群落が、隠居岳にある。 数万本の自生のヤマツツジが、隠居岳の山肌を紅色に染める。 見頃 . . . 本文を読む
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平治岳・立中山……自分の登った日がベストの日……

2008年06月01日 | 山岳会時代の山行
ちょうど1年前の2007年6月3日、我等「からつ労山」は、大船山に登った。 天気は雨。 ぬかるんだ登山道。 まったく咲いていないミヤマキリシマ。 寒くて震えながら食べた昼食。 これでもかというように、ないない尽くしの登山であった。 この日は、入会したばかり人や、会員ではない一般参加の人が少なからずいた。 後日、初参加した人達から、『会員ニュース』やHPの掲示板に感想が寄せられたが、「参加しなければ . . . 本文を読む
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