佐賀には、映画も演劇もコンサートも、
限られたものしかやって来ない。
私が見たい(観たい)、聴きたいものに出合えないことも多い。
なので、昔は、東京や大阪のような何にでも出合える都会を羨ましく思うこともあった。
だが、佐賀での田舎暮らしが長くなり、(もう33年になる)
田舎暮らしの良さを知ってしまうと、
その都会に対する「羨ましさ」は自然に消えていった。
田舎の自然の中で暮らす心地よさが、都会 . . . 本文を読む
1月27日(金)
節分が近づいてきたので、
一足先に鬼ノ鼻山に登っておくことにした。
天ケ瀬ダムから見た天山。
少し冠雪しているのが判る。
ダム湖は水位が低いままだ。
いつものように“憩いの森”からとりつく。
“鬼の滑り台”の前を通り、
美しい林の中を通り抜け、
ゆっくり登って行く。
霜柱ができている。
雪も所々に残っている。
“鬼の展望台”に到着。
目 . . . 本文を読む
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。
群ようこの『たりる生活』(朝日新聞出版、2022年12月30日刊)を読んでいる。
本書は、
『ぬるい生活』(朝日新聞社、2006年)
『ゆるい生活』(朝日新聞出版、2015年)
『かるい生活』(朝日新聞出版、2017年)
『たべる生活』(朝日新聞出版、2020年)
に . . . 本文を読む
「一日の王」映画賞の発表はまだですか?
と訊かれることがある。
「昨年(2022年)公開された作品で、まだ佐賀では公開されていない(気になっている)作品がある」
というのが、まだ発表できない理由だ。
特にミニシアター系の映画は、東京や大阪などの大都市で公開されてから、
(佐賀では)1か月から3か月遅れで公開される。
3か月は待てないが、せめて1~2か月くらいは待って、
(気になる作品は)少しで . . . 本文を読む
1月24日(火)
今日は午後から、この冬一番の寒波来襲とのことで、
午前中に近くの里山で早春の花々を楽しむことにした。
まずは蝋梅(ロウバイ)の咲く場所へ。
ほぼ満開。
好い匂いが周囲にたちこめている。
時折、陽も差して金色に輝く。
存分に楽しむことができた。
白梅が最も早く咲く場所へ行ってみると、
もう開花が始まっていた。
こちらはほぼ全開。
こんなに早く . . . 本文を読む
※PCでご覧の方で、文字が小さく感じられる方は、左サイドバーの「文字サイズ変更」の「大」をクリックしてお読み下さい。
昨年(2022年)の11月初旬、
地元紙に次のような読者投稿があった。
自宅の庭で初めて見かけたカバマダラ。沖縄・奄美以南に生息しているチョウで、先月の台風で一緒に本州へ迷い込んできたのかも。(鹿島市、Nさん・89歳)
カバマダラ(樺斑、学名:Danaus chrys . . . 本文を読む
私の好きなYouTuber ……「元OL登山日記byかほ」のかほさん……
というタイトルで「かほ」さんに関する記事を載せたのは2020年7月29日であった。
あれから約2年半。
高尾山に登ってかき氷を嬉しそうに食べていた「かほ」さんは、
この2年半で劇的に変化(いや進化)していた。
九州の山にもやってきたし、
芸能人(チュートリアルの徳井さん)と一緒に登ったり、
. . . 本文を読む
山登りをするときのウェアは、
私の場合、昔は、赤や青の目立つ色が多かった。
北アルプスなどに遠征することも多かったので、
万が一、遭難したときに、見つかりやすい色を……という考えもあって、
〈年甲斐もなく……〉
と思いつつも、
派手な色の速乾シャツやレインウェアなどを着用していた。
だが、60歳を過ぎると、
グリーン系のウェアに目がいくようになり、
以降、深緑色のような、あまり目立たない色 . . . 本文を読む
1月20日(金)
ふと、今年(2023年)になってまだ天山に登っていないことに気づき、(笑)
急遽、天山に登ることにした。
今日は「晴れ」の予報であったが、
下界では「曇り」
登山口へ車で向かっている途中には「雨」が降り出した。
天川登山口に着くと、
駐車場には一台の車もなかった。
静かな山歩きが楽しめそうだ。
雨といっても小雨程度なので、
傘もささずに出発。
木に雪が少 . . . 本文を読む
本作『桜色の風が咲く』は、
私の好きな小雪の主演作として以前より注目していた。
世界で初めて盲ろう者の大学教授となった東京大学先端科学技術研究センター教授・福島智さん(※)と母・令子さんの実話を基に描いた人間ドラマで、
※【福島智】
1962年兵庫県生まれ。
3歳で右目を、9歳で左目を失明。
18歳で失聴し、全盲ろうとなる。
1983年東京都立大学(現・首都大学東京)に合格し、盲ろう者と . . . 本文を読む