夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

三月末日

2014-03-31 23:05:38 | 日記・エッセイ・コラム

2014033102 今朝の雪柳越しの富士山

201403310 玄関先の雪柳

一気に満開になりました。

014 三月も終わります。

我が家の庭の梅の花。もう小さな梅の実が出来つつあります。

2014033101

近所の畑の梅の木にメジロが一番(ひとつがい)花の蜜を啄んでいる写真と春が来た喜びを綴ったハガキが、今日NHK静岡のたっぷり静岡お便りコーナーで紹介されました。

今年は初めて採用されました。(三度目の正直)

お昼頃NHK静岡の水嶋キャスターから電話連絡がありましたので、あちらこちらの友人、知人、恩師などに電話しました。

みんなГ喜んで見るよ。」と言って下さいました。

明日四月一日でなくて良かったです。

何となく嘘みたいな話になりますからね……

 


霧が晴れると美しい富士山が顔を出します!

2014-03-30 21:40:08 | 日記・エッセイ・コラム

3300 何時も見慣れた景色も霧で見えにくい。

   『霧視』

ぼんやりとして薄暗くハッキリしない。

私は疼痛治療薬リリカの影響と、糖尿病のために、白内障になっていました。

何時も霧視の状態で、遠くも近くもこのように見えていました。

しかしながら、去年の暮れに富士市の海野眼科医院で白内障の手術をして頂きましたところお陰様でとてもハッキリと明るく良く見えるようになりました。

33001 『五里霧中』

濃霧の時には全く辺りの様子が判らない。

とても不安な気持ちになる。

まるで毒ガス室に送り込まれたような不穏で沈み込む気持ち。

身体はじっとりとして、手に汗を握っているような気分。

2014033029

霧が晴れて強風に雲が飛ばされると雪化粧し直した富士山頂がお出ましです。

霧中にいる時には焦っても、もがいても、見えないものは、見えない。

焦って、無闇に動き回らないで、じっくりと霧が晴れるのを待つのが一番懸命な対応策。

体力の消耗を防ぐのが大切。

そして天の機嫌が収まって、視界が良くなって来たら速やかに、冷静沈着に行動を起こして下さい。

    風待ち港。

静岡県伊豆半島には風が収まるのを待つ船の港が沢山あります。

停泊して風が収まるのを待つ。

霧が晴れて来るのを待つ。

嵐が収まるまで待つ。

暴風雨からの避難。

自然は人間に待つことの大切さ。

人生の厳しさを示唆して下さっています。

慌てない。

焦らない。

あてにしない。

明るい気持ちで待ちましょう。


富士山麓花便り

2014-03-29 21:29:29 | 日記・エッセイ・コラム

3290 静岡県富士宮市下条の寺院

梅、早咲き桜、山桜、染井吉野、枝垂れ桜、大銀杏、コブシ、ボタン、三つ葉ツツジなど沢山の樹木がよく手入れされています。

32902 静かな山寺です。

2014032903_2 山寺のコブシの花

32904 富士宮市沼久保にて

樹齢72年の白木蓮の古木

32906

花びらがはらはらと散っていました。

少しだけ良い香りがします。

32903 妙蓮寺の早咲きの桜

杉木立の中ひっそりと咲いています。

2014032901

静かな桜の散歩道。

 

花便りは突然届きます。

三月も残り少なくなって、桜だけでなく、色々な花が一斉に開花しました。

 

 


ようこそ春の花

2014-03-28 22:16:17 | 日記・エッセイ・コラム

32802 白い蒲公英

今年も咲き始めました。

どういう訳か、三年前の大震災の割れ目に沢山咲くのです。

32813 玄関先の雪柳が突然満開になっています。

今日の富士山麓は、5月上旬の陽気だそうです。

32815 雪柳越しの富士山が、霞んで見えます。

328025

園芸種の大きめの菫。上を向いて咲きます。

葉は後方のハート型。

紫色のジャーマンアイリスの脇に咲きましたね……

20140328009 玄関先の雪柳と富士山

我が家を訪ねて来た方は皆さん『綺麗』と言って下さいます。

一週間足らずの風景です。

32801 梅は名残花

桜に主役を交代します。

 


世界一

2014-03-27 21:41:40 | 日記・エッセイ・コラム

2014032701

林檎の世界一ならば見事です 。

今日私が取り上げたい世界一は袴田事件です。

袴田死刑囚は、『死刑囚として世界で最も長く収監された 』とギネス記録に認定される程、長期間の拘束が問題になっていました。

何と46年もの長期間収監され続けていました。

地元静岡県で起こった事件で、私も無関心ではいられません。

事件でなくなった方達も無念でしょう。

しかしながら無実を訴えながら死刑執行の恐怖に怯え続けて、人生の大半を独房で過ごした袴田死刑囚の人生はいったい誰がどう償うのでしょうか?

     ※一審静岡地裁で死刑の判決文を書いた元裁判官は、「公判で袴田さんが『やっていません』と言った姿が忘れられない。思い出すと涙が出る」と今でも悔やみ続けている。真っ直ぐに裁判長を見据えて受け答えする袴田死刑囚の様子や、任意性に乏しい供述調書などを通じ

「有罪認定は難しい」と思っていた。

が結果的に先輩判事に押し切られたと振り返る。

半年後、耐えられず退官し、弁護士に転じた。

先月末には再審開始を求める上申書を静岡地裁に提出。

「自分は他の裁判官を説得出来なかった。償いをしたい」と訴えた。

(毎日新聞2014年3月27日夕刊紙より抜粋しました。)

   人間が人間を裁く。

冤罪とは、本当に重い罪ですね。