夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

ネギ坊主の天ぷら

2016-03-31 22:58:02 | 日記・エッセイ・コラム

                                                ネギ坊主の天ぷら

 

   田舎の農家育ちで、齢63の私も生まれて初めて食べました!

街中育ちのケビンも勿論初体験の味です。

              

                         ネギ坊主って本当に 食べられるの?

    私の驚きと疑問

Гこんなもの本当に食べられるの?私が子どもの頃にはネギ坊主が出来たら駄目だからって、

春先には毎日ネギ料理ばかり食べたのよ。」

「駄目って毒が有るとか、不味いってことでしょう?」

    ケビンの説明

いつも買い出しに行く農民市場で

農家のオバサンが丁度品物を運んで来た時だったそうです。

Г天ぷらにすると美味しい!」と盛んに薦めたそうで、心優しいケビンは100円だし、

ブログのネタにもなるんじゃないかと20個位入りで100円のネギ坊主をお買い上げ。

とのこと

                          本当に美味しいの?

Гふ~ん。そんなに美味しいのに、何で根方(ねがた=私の故郷の古名)の方では、駄目って言うのかしら?

種にするから駄目じゃなくて、ネギ坊主が出来ない内に食べてしまいなさいって教えられたわよ。」と

あくまでも、ネギ坊主は駄目にこだわる私。

 

                          味は?

         『好きな人にはたまらない味なんでしょう!?』

私        Г オバサンはとてもお腹がすいていた時に食べたのだと思います。」

ケビン  「  他に美味しい物を食べたことがないんじゃないか?」

私       「  美味しかったら、口コミで根方街道の方迄広がって、みんな食べるものね…」

 ネギ坊主は種を採るためにワザと大きくして、白い花を咲かせて、

ネギが枯れてきたら、実を取って、 筵に干して黒い種を取りました。

           

写真はネギ坊主の天ぷらの残り物です。

        上手に揚がっていたのですが、ネギ坊主とハッキリ判るように、2個衣をワザと破ってあります。

        私の評価で、最近のケビンの料理の腕前は、85点~90点です。特に揚げ物はとても上手です。

        減点は段取りが良くないことと作れるメニューが少ないこと位です。

        ケビンは、責任感??で、5~6個。

       私は、検証と好奇心で極小さめな物を2個頂きました。

                     現在、口の中が荒れて、上顎が腫れているのですが、ネギ坊主の仕業?

 

       好きな人にはたまらない春の珍味の話でした。

 

 

 

 


新芽

2016-03-30 20:27:10 | 日記・エッセイ・コラム

               新芽

ホトトギス

不如帰は、花の点々模様がホトトギスの鳥に似ているところから、ホトトギスと言う名前になったそうです。

葉っぱにも、新芽の時から点々模様が付いています。

フジバカマ   春、庭に藤袴 の芽が出て来ると、今年もアサギマダラ蝶がやって来てくれるかしらと、心はもう秋の空に飛んで行きます。

 

アヤメ   芽生えから、真っ直ぐ伸びるアヤメの葉。 行儀の良さは生まれつき。見習いたい姿勢です?

 

シラー    紫色の花を咲かせてくれる花。球根でドンドン殖えるとても丈夫な植物。

力強い葉の動き。 真ん中のヒゲが伸びたような丸い部分が蕾。茶色の部分は、土や砂や落ち葉です。

 

 

アジサイ  紫陽花

小さな蕾が、中心部に出来ていますよ…

 

バラ 薔薇  これは、イングリッシュ ローズ。一重のピンク色の花を咲かせます。

薔薇は、芽もまた美しい。

 

                          体調不良

数日前から全身の疼痛に加えて、胃腸の調子が悪くて、ダウン気味です。

今日は主治医の受診日でしたので、やっとの思いで通院。

体温は朝病院に着いた時には37.2℃の微熱。

点滴中に頭痛と寒気がして来てもう一度計測したら37.8℃。

帰宅後倒れ込むようにベッドに横になってうつらうつらしていました。

身体中全部痛くて、頭痛もしていましたので、更にもう一度体温計測。

何と38.7℃。

38℃以上の高熱になったら服用するようにと言われた頓服を服用。

       少し落ち着いたので、起き出して昨日撮影した葉っぱの写真をアップしました。

       葉子さんとか、若葉さんとか、葉の付く女性の名前。

        瑞々しくて、素敵ですね!

   体温調節機能が弱っているらしくて、何かあると直ぐに38.7℃位まで熱が上昇してしまいます。

薬が効いている内に休みます。

                  

 

 

 

 


菫や スミレ の咲いている庭

2016-03-29 22:23:17 | 日記・エッセイ・コラム

                                  菫やスミレの咲いている庭

          青紫色の小さな菫

 

葉の大きさは人差し指位です。

 

駐車場の敷石の中

こぼれ種で咲いた菫

車の車体の下部分でこんなに大きく育っていました!

色が少し薄いのは、車が日除けになっていたからでしょうか?

同じように駐車場に咲いた菫

この株は、車の後ろのドアの脇。日陰ではありませんが、蕾は少し白っぽいです。

草木の下よりも生育条件が良いのかも知れませんね…

 普通乗用車一台分の駐車場に三株も咲いています。

 

紫色がとても美しい花ですがほとんど殖えません。

梅の木や、万年青の植えてある和風の区画で、咲いています。

いとゆかし 茎の短き すみれぐさ

 

現代は、とかく大きな花や、豪華な華が珍重される傾向がありますが、

私は小さくても風情のある花

小さな花が沢山集まって咲いている花が好みです。

  

    野生種のタチツボスミレ 

 落ち葉をそのままにして自然に近い状態にして楽しんでいるスペースに咲いています。

菫の隣に、小鳥たちの贈り物の万両の小さな芽が生まれました。

手前の細長い葉は、ニワゼキショウ= 庭石昌と言う日本で一番小さなアヤメ科の植物です。

明治時代にアメリカテキサスからはるばるやって来た帰化植物です。

 

白いスミレ

こぼれ種が、なんと大切な四つ葉のクローバーの中に、領地侵入。

大きな葉を繁らせて、花を咲かせています…

隣のプランターの小松菜に負けない位大きくて、活き活きした葉です。

ここは心を鬼にして白いスミレを退治するしかありませんね…

 

  門番花  もんばんか

私の作った造語です。

泥棒除けの門番の花

これだけ咲いていると、泥棒も入りにくくなるような門番の花です。

             今年も玄関先の雪柳が満開になりました!

 

 

 

 


菫 スミレ すみれぐさ

2016-03-28 21:36:46 | 日記・エッセイ・コラム

                                      菫

山の家の駐車場に咲いています。                  2016年3月27日撮影

こぼれ種で、よりによって、こんな砂利の中に咲きました!

庭の植木の根元で、落ち葉の布団の中で春を迎えました。

庭のあちこちで春の日差しを浴びて咲くタチツボスミレ

                      すみれぐさ

山路来て何やらゆかしすみれ草    芭蕉   野ざらし紀行

やまじきて  なにやらゆかし  すみれぐさ   

                                 

タチツボスミレの葉は、ハート形です。

花が咲き終わると、葉の付いている茎が伸びて成長しますので、この形とはかなり違った形になります。

花の無い時期に、知らない人が見ても直ぐに菫とは判らないと思うほどです。

 

 

                           山の家の庭のタチツボスミレは、私の故郷静岡県沼津市郊外愛鷹地区の私の実家のミカン山や茶原の土手に自生していた菫をプランターに植えたのが始まりです。

毎年種を採取して、庭の中の生育適地に蒔いて殖やして咲かせています。

条件が整っていると群生しますので、とても見応えがあります。

    駐車場に咲いている一株のように、こぼれ種で咲く元気いっぱいの菫。

    色々な菫を育てているので、他の種と自然交配してしまっていますが、元は愛鷹菫です。

             愛鷹菫 アシタカスミレ  ⇒貴重な東海菫トウカイスミレの一種?らしく、

山野草ブームで愛好家がいるようで、盗掘や売買されたりしているようです…

  美しい形、珍しい姿、希少な色等、人間だけで無く、花も美人はなかなか大変ですね…

 

小川の辺リ。

土手の内側の壁面に白い菫が群生しています。

昔この辺りが田んぼだった名残の花です。

 

これも葉はハート形です。

 

 

     スミレ

同じ小川のほとりの土手の上に咲いていました。

上の白い菫とは、1メートルも離れていません。

が、菫とスミレは全く別の種のようです…

一番の違いは葉の形です。

この葉は伸びたりしません。

このままの形で夏を越し寒くなると枯れてしまいます。

とても丈夫なので、放って置いてもドンドン殖えます。

私はタチツボスミレが絶滅するのを防止するために、紫色のスミレは育てていません。

白のスミレはプランターで育てていますが、それも物凄い繁殖力旺盛なので、

純粋な菫を守る為に、今年で止めて終おうかと只今思案中です。

葉は細長い形。

みんなが街中で良く見かけるのは、この紫色のスミレですね…

 

 

 

 


富士山にお洒落な笠雲

2016-03-27 22:43:26 | 富士山

                         富士山にお洒落な笠雲

    出来たての笠雲

うっすらと笠雲が出来て来ました!

 

山の家の裏庭から撮影

貴婦人の帽子のようですね…

手前の白い花はプラムの花です。

玄関先の雪柳越しの富士山

 

だんだんハッキリして来ました。

頂上付近が雲から飛び出して鉢巻き雲になりました!

鉢巻きの部分を40倍に拡大して撮影しました。

雲の色の違いが判りますね…

リボンの付いたお洒落な帽子を被った左向きのお洒落な富士山です。

庭の花たちもうっとりと美しい富士山に見とれています。