フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

帆船

2010-11-14 19:46:38 | Weblog
訓練船の帆船が高知の元軍港に来たというので久しぶりに汽車を使って見に行ってきました。船の名前は「海王丸」デカイ船だ。


あいにく停船中だから帆を張ってはいなかったけど赤木圭一郎の世界が広がって「ごきげんよう」と思わず口にした。海もいいな。汽車に乗ったときは、イヴモンタンの『バルバラ』を思っていたんだけど船を見たとたん日活アクションに戻っていた。船のタラップからトニーがジョーが今にも下りてきそうだった。


やはり、イメージが戻れるところがあるって言うのはいいな。共同体のようにみんなで共有している共通のイメージだからね。これが、僕らの強みでよわいところでもあるのかな。船の上に今日は上がれて甲板を歩くとき僕の頭の中ではフィルムが回っていた。


甲板は椰子の実を半分に切ったもので磨くんだよ。勿論果実はとって殻だけだけど。意外と船の上は暖かく広くwaxの匂いが高校の廊下を思い出して懐かしかった。この船は、16日に土佐を出港するのだけどその時乗組員が全員「ごきげんよう」というのだとか。
コメント
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