フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

8/6

2021-08-06 09:12:57 | Weblog
今日はヒロシマに原爆が落とされた日だ。76年前の今日の午前8:15だと聞いている。世界初の都市への核攻撃。それがどんなに悲惨だったか。多くの被爆者が「わかってくれない」と口を閉ざして亡くなって行ったことからも想像がつく。目に見えるものだけではない戦争犯罪。8:14まで普通の暮らしがあったということが胸を切なくする。だんだんと当時の歴史的事実も掘り起こされて原爆投下の必要性はなかったということが判明してきた。一体誰が何のために。恐怖と恣意がルーズベルトの心を支配したか。それを引き継いだトルーマンが投下を承認したか。その証拠は未だ見つかってはいないらしいが一司令官の命令だけで行われるものでもないだろう。それならば軍の暴走ということになってしまうからなぁ。たぶんポツダム宣言グループも承認あるいは黙認してたのではないだろうか。ヒロシマの記事は今日の外国の新聞には出ていなかった。今年1月核兵器禁止条約が発効した。日本は批准していない。「核兵器らぁ使われん。どうしてそんな当たり前のことが分からんろう」高知に住む被爆体験者の90歳の女性の言葉。「なんぼ聖戦じゃいうても結局は殺し合い。それが戦争ながよ」。戦争について原爆について考える日もオリンピック中継に消されてしまった日本。平和なのか思考停止なのか答えがもうすぐ出てきそうな気がする。

僕のすぐ隣に
死んでいった
親父やおふくろや姉が
間違ったことはするな
と諭す
僕は心の中で
大丈夫だよと
つぶやく
いつも
そうしてるわけではないが
ときたま
死んでいったものと話す
同級生や友達とも
話していることがある
生前そんだけ親しくなかったのに
不思議なことに
そいつらを思い出す
心残りがあったのかな
なかったのかなぁ
モヤってしてるけど
何故か
懐かしいんだよね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする