フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

«la grâce inflexible»

2022-03-13 09:02:23 | Weblog
シネマテークフランセーズで、と言ってもパリにある私立の文化施設だがこの3月16日から4月31日までRomy Schneider展をやるって。ロミーシュナイダーと言えば世界的な美人女優で有名。かつてアランドロンの婚約者でもあった人だ。確かドイツ人だったよね。1982年に43歳で亡くなったんだけど美人薄命を絵にかいたような人だったね。そのロミーシュナイダーの魅力を忘れられないキュレーターがいて今回「不屈の魅力」とでもいうのだろうか「妥協のない微笑み」とでもいうのだろうかどうもうまく訳せないがロミーシュナイダーの魅力の復活という趣旨でこの展覧会は開かれるのだとか。ロミーシュナイダーは忘れてはいけない女優だと新聞の写真を見てつくづくそう思いました。美人とはこのことか。

僕の知り合いの
禿頭火さんの
川柳に
回れ右すれば数多(あまた)のシャレコウベ
というのがある
規律を守って後ろを向くと
そこは戦場で
多くのシャレコウベがあった
という歌らしい
ロボット化された集団は
戦場に赴くしかない
痛烈な戦争批判だと評価が高かった
回れ右の命令を出す奴は
どこにでもいる
自分の良心に従った判断をと
言っているんだろうな
勇気がいることだろうけど
コメント
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