weapon of Resistance

ハリコフの地下のシェルターでVera Lytovchenkoはヴァイオリンを弾いた。母から習った子守唄を。ギタリストもピアニストも楽器を捨て銃をとった。祖国を守るために。私も祖国を守るためにヴァイオリンをここで弾く。地下のシェルターで。「私は医者でも兵士でも政治家でもありません。私はただバイオリンを弾くだけだ」とリトフチェンコはWhatsAppでAFPに語った。
「無力感を感じたくない。家や仕事、楽器を失った友人や音楽教師を助けたい」と彼女は付け加えた。
Vera Lytovchenko 39歳、ハリコフ・オペラ管弦楽団のソリスト。無差別攻撃が続けば彼女の生存も不確実になってしまう。

菜の花を見て
思ってしまう
菜の花畑に入日薄れ
と戦場で
ヴァイオリンのメロディが
流れてきたら
日本人ならどう感じるだろうかと
祖国防衛それとも厭戦
敗戦国の　みじめさは
知ってるはずだよね
だからだろうな
ほんの小さな安らぎを
明日の力に思うのは
音楽って
思った以上に
力強いものなんだね