toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

ハルモニア

2010年06月14日 | 読書日記
前日記に書いた「四日間の奇蹟」と似た状況の話。奇蹟がピアノであったのに対しこちらはチェロ。
奇蹟はどちらかと言うとハッピーエンドだけど、こちらは全員が不幸になってしまう。
ただ、主人公の指導でヒロインが楽器を習得していく過程は共通するものがあるし、ヒロインが健気なところも似ている。
奇蹟を読んだあとハルモニアを読むまでに数十冊読んでいたけど、設定が似ているだけにどうしても思い出して比較してしまう。
作者の篠田節子の作品はこれがはじめてだけど、他の作品には手を出さないかも。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする