toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ラブコメ今昔」 有川浩

2013年11月27日 | 読書日記
自衛隊とラブコメという有川浩の鉄板ネタ。
「くじらの彼」の続編となる、自衛隊員の恋愛短編小説集。
恋がしたくなります・・


角川書店
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「ひこばえに咲く」 玉岡かおる

2013年11月24日 | 読書日記
ちゃんと書いてないから分らないけど、おそらく実在の画家「常田健」、「尾崎ふさ」をモデルにした伝記小説。
どこまでが本当の話しで、どこがフィクションなのか分らないけど、小説として読む分には面白い。
サイドストーリーとして香魚子(あゆこ)と俊紀のラブストーリが有るけれど、これは全て要らない。
もしかして有川浩の真似ですか??


PHP研究所
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「ジャーニー・ボーイ」 高橋克彦

2013年11月23日 | 読書日記
明治の初め、かなり変わり者の英国人女性「イザベラ・バード」の一人旅の話し。
通訳兼案内人として付き添う伊藤鶴吉はやけに喧嘩が強かったり、英語が達者だったりするスーパマン。
バードはやたらと外れたルートを行きたがるし、何故か旅を邪魔しようとする組織があり、波乱万丈。
途中から登場する謎の人物丸山、田郷、さわは果たして何者なのか・・。

先に読んだ「大江戸ドクター」にも登場する横浜に住むヘボンさんがここでも登場。


朝日新聞出版
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「その鳥は聖夜の前に」 片山恭一

2013年11月17日 | 読書日記
クリスマスイブの朝に亡くなった著者の父親のことを書いたエッセイ。
全く個人的な内容で、本にして出版するようなもの?って言うのが正直な気持ち・・・


文芸社
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「大江戸ドクター」 和田はつ子

2013年11月17日 | 読書日記
「孤高のメス」の江戸時代版。
スポンサーが着いたり、優秀な弟子が現れたり、医療以外でも犯人をつきとめたり・・・ちょっと上手くいきすぎ。
主人公の里永克生がスーパーマンなところは「孤高のメス」と同じ。


幻冬社
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「剣術長屋」 鳥羽亮

2013年11月16日 | 読書日記
はぐれ長屋の用心棒の第23巻。
今回は華町源九朗も菅井も闇討ちで怪我を負わされ、危機一髪。
でも、最後はいつもの通り・・
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「プリズンホテル 3 冬」 浅田次郎

2013年11月12日 | 読書日記
シリーズ3作目で、ドタバタも落ち着いて来て、少しはまともになって来た。
サイドストーリも充実して読み応えがある。
どうしようもない捻くれものの小説家の先生も最後には少しはまともになったのだろうか・・・。


集英社文庫
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「気骨稜々なり」 火坂雅志

2013年11月10日 | 読書日記
戦国の時代に生きた商人、鳥井宗室(徳太夫)と言う(おそらく実在の)人物の半生記。
博多の小さな造り酒屋の子供が時の権力者を始め有力者を利用しながら博多一の商人に成り上がって行く物語。
ビジネス書として読んでも良さそう。


小学館
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「騙し絵」 犬飼六岐

2013年11月09日 | 読書日記
長屋の住民が嫌な奴ばかりで読んでいてムカムカしてくる。
親子との対比をより鮮明にしたかったのかも知れないけど、たいした意味も無くここまで酷い人はそうはいないと思う。
一人二人ならともかくここまでとなるとちょっと・・・
それに表紙と各章の扉の絵がまた酷すぎ。
一応ハッピーエンドっぽくしてあるけれど、そこをもっときちんと書いて欲しかった。


詳伝社
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「真相」 横山秀夫

2013年11月08日 | 読書日記
殺人事件の関係者(犯人、被害者及びその家族など)の事件解決後の生活を描いた作品の短編集。
普通は、犯人が逮捕された時点で終了・・となるところ、その後日譚という目の付け所が斬新。


双葉文庫
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「黎明に起つ」 伊東潤

2013年11月07日 | 読書日記
登場人物が多いし、淡々と物語が進む展開が多いので、それぞれの人物がなかなかイメージできないまま読んでいると、何がなんだか分らなくなる。


NHK出版
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「潜航せよ」 福田和代

2013年11月04日 | 読書日記
中国の潜水艦とそれに関する話と、対馬の海栗島の自衛隊基地とそれに関する話が交互に語られると言う私の嫌いなパターンから始まる。
4分の1くらいのところで、潜水艦での出来事により2つの話が関連性を持つようになる。
半分近くまで進むと、潜水艦と自衛隊基地の両方で大事件が発覚(実はどちらの事件もとっくに発生していた)し、それまでのんびり進んでいた物語が急に走り出す。
五十嵐貴久の「リカ」のような不死身なモンスターも登場する。


角川書店
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「黄昏の旗」 朱川湊人

2013年11月02日 | 読書日記
同じ人が書いたとは思えないような、いろんな対応のタイプの短編集。
共通するのは、一つの話が非常に短くて、ちょっとSFぽかったり不思議な話だったりすること。
星新一のショートショートみたいな感じ。
雰囲気は前回読んだ「なごり歌」と似てるけど、こっちの方が良く出来ている。


PHP
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