toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「桃色トワイライト」 三浦しをん

2013年12月31日 | 読書日記
小説かと思ったらまたエッセイ集だった。
これは初出がそういう傾向のメディアだったのか、半分くらいがオタクの趣味の話、芸能人の話、テレビドラマの話で、それらに全く興味の無い私には理解できないし、面白くもなんとも無い話題でした。
残りの半分は面白かった。


太田出版
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「フリーター家を買う。」 有川浩

2013年12月30日 | 読書日記
タイトルに偽りありで、フリータが家を買う話じゃなくて、正しくはフリータが就職して、頭金を準備して親が家を買うと言う話。
全体的に有川浩らしいストーリ展開じゃないけれど、出版時の書き下ろしの部分はやっぱり有川。


幻冬社
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「お友だちからお願いします」 三浦しをん

2013年12月29日 | 読書日記
「人生激場」で彼女のエッセイの面白さは知っていたけど、やっぱり面白かった。
さすが、群ようこと2大女流エッセイストと呼ばれるだけのことはある(って勝手に私が呼んでいるだけです・・・)。


大和書房
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「老骨秘剣」 鳥羽亮

2013年12月29日 | 読書日記
「はぐれ長屋の用心棒」26巻

今回は華町と菅井が、鍔鳴りと言う捨て身の技を使う平沢と言う老剣士から指導を受けるという変った展開。
徐々に渋江藩のお家騒動に巻き込まれていって、後はお馴染みの展開。


双葉文庫
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「漁師の愛人」 森絵都

2013年12月27日 | 読書日記
3つの短編と2つの中篇の作品集。
短編はいずれも主人公を表現するのに、「○○(名前)は・・・」とか「彼は・・・」ではなく、「君は・・・」としているため、その不自然さが気になって仕方なかった。これには最後まで違和感。。
中篇は両方とも可も無く不可も無くと言ったところ。


文藝春秋
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「“今”起こっても不思議ではない 天体衝突の危機」 布施哲治

2013年12月23日 | 読書日記
SFではなくて、純粋な科学の本。
衝撃的なタイトルだけど、天体衝突の可能性についての話だけでなく、天体一般の基礎的な話や、最近のトピックなどの話題も満載。
天文ファン、宇宙や科学に興味のある人にはお勧めの一冊。


誠文堂新光社
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「空飛ぶ広報室」 有川浩

2013年12月23日 | 読書日記
有川浩お得意の自衛隊物だけど、空自(空軍では有りません。詳細は本文参照)の広報室というあまり自衛隊らしくない部署が舞台。
そういう部署の存在すら知らなかったけど、広報を通して自衛隊のことが分るようになっていて、自衛隊(空自)の案内書的な内容にもなっている。
有川浩の自衛隊物では一番面白い作品かも・・
それぞれのメンバーのその後、特に空井と稲ぴょんがどうなったか続編が読みたい。


幻冬社
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「櫛挽道守」 木内昇

2013年12月20日 | 読書日記
本のタイトルは「くしひきみちもり」。
作者は「きうちのぼり」で「のぼる」では有りません。

信州木曽薮原でお六櫛作りの名人の娘として生まれた「登瀬」の半生の物語。
ストーリはそこそこ面白いけれど、登場人物の話す言葉が分かり難い上に非常に違和感が有る。木曽には良く行くけれど、こんな言葉を使う人は居ません。
それに、分らなくてもストーリに支障は無いけれど、櫛挽きの専門用語がなんの説明も無く出てきてちょっと戸惑う。
あと登瀬の行動に納得できない点もいくつか・・


集英社
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「問いの無い答え」 長嶋有

2013年12月14日 | 読書日記
これは小説?
ただ若者の日常を断片的に描写してるだけ。


文藝春秋
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「会えてよかった」 安野光雄

2013年12月14日 | 読書日記
ある人物(またはテレビ番組や雑誌なども・・)についてのエッセイをまとめたもの。
取り上げられた人は半分知らない人。
当然その人によって話題が変わってくる。
私には半分は何のことか良く分らない内容で、残りの半分(つまり1/4)は興味が持てずにつまらなくて、残りが面白かったってところ。
何のことか分らないのは私がその世界のことを知らないということも有るけど、著者が何の説明も無しに書いているから。
また話題があちこち飛んで、何が言いたいのが理解できない箇所も多い。



朝日新聞出版
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「蛍の森」 石井光太

2013年12月12日 | 読書日記
一応犯人探しの推理小説になっていて、お約束のどんでん返しも準備されているけれど、もっと大きなテーマの作品。
重いテーマなのでサクサク読み進めることが出来なくて、思ったより読み終わるのに時間がかかってしまった。
エピローグで明らかになる事実がまた重い。
ちょっと家庭環境の似てる私にはしっくり来るところが多い。

婦人警官が、服の上からブラジャーのずれを直すというような描写が何度か登場するけれど、何の意味があるのか良く分らない・・・


新潮社
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「さらばスペインの日日」 逢坂剛

2013年12月07日 | 読書日記
世界史が嫌いで、外人の名前が区別つかない私には向かない小説でした。
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「プリズンホテル 4 春」 浅田次郎

2013年12月06日 | 読書日記
1~3までは単なるドタバタだった小説が、4になって大変身。
1~3は4の為の前振りだった。
ご都合主義の展開と先が読めるストーリだけど、それ以上に良かった。
3までで嫌になって放棄しなくて良かった・・・・(笑)


集英社文庫
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「逢えない夜を、数えてみても」 甘粕りり子

2013年12月05日 | 読書日記
つまらない小説。。

ピアノの調律師の彩音と自動車整備工の大樹の出会いから結婚までの物語。
彩音を一心に愛してる大樹が居るのに、渡辺と逢瀬を繰り返す彩音の気持ちが全く理解できない。
読んでいて不快感ばかりになって行く。
だから、最後は「ざまぁみろ!!」

つまらないけど、技巧に走ったりしていないから読みやすくて、暇つぶしには良いかも・・



河出書房新社
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「忘れ村のイェンと深海の犬」 冴崎伸

2013年12月03日 | 読書日記
ファンタジー小説。
最初は設定が理解できなくてなかなか入り込めなかったけど、物語が動きだすとすらすら読めるようになった。
ただ、族との戦いのシーン(ハイタカが単独で戦う場面と、シェールの母親と戦う場面の両方)は描写が雑で、何が起こっているのかさっぱり分らない。


新潮社
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