toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「朦朧戦記」 清水義範

2015年02月28日 | 読書日記
「やっとかめ」と同じく元気な老人の話。
ドタバタだけど、綺麗にまとめているのはさすが清水義範。


新潮社
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「恋路ヶ島サービスエリアとその夜の獣たち」 森昌麿

2015年02月26日 | 読書日記
ミステリーファンタジーとでも言うのか、瀬戸内海の架空のSAでの一夜の物語。
いろいろ細かい伏線が有って体裁は整っているけれど、ちょっと遊びすぎ。
ラストもストーリに比べたら軽すぎる。


講談社
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「心臓異色」 中島たい子

2015年02月25日 | 読書日記
短編集。
最初の2編はホラーっぽい作品。
残りの5編は遠い未来のSFでちょっとブラックがかった作品。



光文社
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「わたしたちはその赤ん坊を応援することにした」 朝倉かすみ

2015年02月24日 | 読書日記
読み終わったあと、「それで?」と言いたくなる短編が7作。
「遊佐家の四週間」もイマイチだったし、どうもこの作家とは合わないかも・・


幻冬舎
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「となりの女神」 山下貴光

2015年02月23日 | 読書日記
神と呼ばれる少女と、彼女に仕える幽鬼という女性の住む島に10日間の掃除のアルバイトに行った二人。
4人は徐々に心を通わすようになる物語だけど、どうも何が言いたいのか良くわからない。


中央公論新社
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「闇から届く命」 藤岡陽子

2015年02月23日 | 読書日記
金儲けに走る院長、院長の愛人の師長、ベテラン助産師、中堅の主人公、後輩と技術は有るけれど不可解な行動の常勤医師、あとは非常勤の医師と助産師の産科病院の物語。
怪しいと思ってた人が実は良い人だったりという良く有るパターンの医療小説。


実業之日本社
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「ホケツ!」 小野寺史宣

2015年02月22日 | 読書日記
サッカー部の補欠の高校3年生の物語。
サッカーにはまるで興味がないからどうかな?と思ったけど、特にサッカーにこだわるような話じゃないのですんなり読めた。

5歳の時に離婚して以来はじめて父親と会うシーン。
私の場合は一度も会わないうちに父親が亡くなったので、そういう機会はなかったけれど、こんな感じなのかな。。。


祥伝社
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「ちゃんちゃら」 朝井まかて

2015年02月19日 | 読書日記
庭師“植辰”は、親方の辰蔵、娘のお百合、水読みの福助、石組みの玄林、そして弟子のちゃら。気のいい近所の人達とお客さんに囲まれて平和に暮らしていたが、嵯峨流正法という団体が現れて騒動が始まる。
ちゃらとお百合に五太郎、お留都、伊織の友情と恋愛などサイドストーリもあり楽しめる。
ただ描写が甘いところが有り何が起こっているのか理解できない箇所があり残念。
最後はちょっと気になる終りかたで・・・



講談社
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「八月の路上に捨てる」 伊藤たかみ

2015年02月18日 | 読書日記
離婚する男がそれまでのことを振り返るどうでもいい話。
同録の「貝から見る風景」は、もう少しまともだけど、やっぱりどうでもいい話。


文藝春秋
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「花まんま」 朱川湊人

2015年02月16日 | 読書日記
ファンタジー、ホラーなど、色々なタイプの短篇集。
大阪の子供が主人公という点が共通していて、箱庭旅団シリーズよりまとまりがあるし、レベルも高い。
ただ表紙がダサすぎ・・・・


文藝春秋
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「爪と目」 藤野可織

2015年02月15日 | 読書日記
幼稚園児が父の不倫相手をあなたと呼び話を語る形式が最初理解できずに混乱した。
「あなた」の行動はさっぱり理解できないし、ストーリも良くわからない。
剥げたマニュキュアを「わたし」がコンタクトレンズだと思ったってことなのか?

一緒に掲載されている2つの短編で、「ちびっこ広場」はそこそこだけど、「しょう子さんが忘れていること」は言いたいことが何だか分からない。


新潮社
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「十二の肖像画による十二の物語」 辻邦生

2015年02月15日 | 読書日記
ショートショート集。
ちょっと教訓的な話が多い。


PHP
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「アイスランド」 椎名誠

2015年02月15日 | 読書日記
おなじみの椎名誠の秘境旅行記。
今回はアイスランドで幸福について考えるがテーマらしい。
よっぽど言いたかったのか、最後のまとめの項では同じ話が何度も登場する。


日経ナショナル・ジオグラフィック社
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「大事なことほど小声でささやく」 森沢明夫

2015年02月14日 | 読書日記
坂木司の「ホリデーイン」と同じく、おかまのママの仲間たちを描いたハートウォーミングな連作短篇集。
ストーリはありきたりだけど、こういう話をドラマチックに仕上げるのは流石森沢明夫。


幻冬舎
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「神様のカルテ3」 夏川草介

2015年02月14日 | 読書日記
相変わらず緻密なギャグは健在でハイセンスな会話が楽しめるが、ストーリの詰めがちょっと甘い。これが森沢明夫なら同じストーリでもっとドラマチックに仕上げたと思う。ちょっと残念。それに、今回は日本酒の話がちょっと少ない・・。

次郎と水無さん、後藤隊長と外村師長がどうなるのか気になる。。



小学館
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