toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「ブロッケンの悪魔」 樋口明雄

2016年03月04日 | 読書日記
著者の安保法案と原発に反対する気持ちが良くわかる。それを伝えたくてこの作品を書いたに違いない。

山岳救助隊のもとに堅物のキャリアが視察に来て、一緒に行動するうちにやがて考え方を改めて行くという物語なのかと思っていたら、(それもあるけれど)テロリストに北岳が占領されるという突飛な展開。
このシリーズにはちょっとそぐわないような設定で違和感もある。
山岳救助隊の活躍はあまりないうちに尻窄みな感じのラスト・・。
このシリーズはもっと楽しい話にして欲しい。

静菜が得意の空手で大活躍する場面は気持ちよかった。



角川春樹事務所

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1 コメント

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同感 (美保)
2016-03-04 09:04:56
私もこの本には違和感がありました。
今回は楽しい話じゃなかったのでちょっとがっかりしました。

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