toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

それでも、警官は微笑う(わらう)

2011年03月25日 | 読書日記
先日書いたように、ここ一月間ブックオフの閉店投売りで仕入れた100冊以上の本を釣にも行かずにひたすら読んでいます。
残りは30冊ほど・・・と言うことで一ヶ月で約70冊だから一日2冊ペース。。
折角沢山買ったのに、どんどん未読の本が手元から無くなるのは寂しいです。

70冊読んだうち一番つまらなかったのは、以前の日記に書いた「トラッシュ」。
逆に一番面白かったのが「それでも、警官は微笑う」。
これは、日明恩(これで、「たちもりめぐみ」と読むそうです)と言う、全く聞いたこと無かった作家の作品。
適当に選らんだうちの一冊です。
昨夜、別の本を読み終わった後続けて読み始めました。

冒頭、いきなりセンセーショナルな場面からはじめて読者を一気に引き込もうと言う作者の意図が私には見事に外れて、ちょっと引いてしまいました。
登場人物もみんな薄っぺらな感じで、読む気を無くしてしまい、登場人物が出揃ったあたりまで読んで寝てしまいました。
今朝から続きを読み始めたら、一番嫌いなタイプだと思っていた塩崎のことが大好きになって、だんだんのめり込んで行きました。
ストーリー自体はそれほどでもないけれど、赤川次郎とか大沢在昌など他の人の作品の登場人物がさりげなく出てきたりして笑わせてくれたりします。
最後はちょっと中途半端な終わり方で、続編が有ったら読みたいと思う作品でした。
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ブックオフ

2011年03月23日 | 読書日記
家の近所には3軒のブックオフが有った。
その中で一番古くて、一番近く歩いても行ける(ちょっと大変だけど・・)店が月曜を最後に閉店してしまった。
この店にいくらつぎ込んだ事か・・(笑)

閉店3週間前から全品2割引セール、2週間前からは半額セール。
この機会を逃すことなく、文庫本とCDのまとめ買い。
本は100冊以上、CDも20枚ほど買い込んだ。
適当に買ったから同じ本が2冊なんて失敗も有ったけど・・
これでしばらくは読む本に困らないけど、ちょっと不便になります。。
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トラッシュ

2011年03月12日 | 読書日記
山田詠美は昔から気になっていた作家だけど、たまたま読む機会が無くて今回たまたま100円コーナで「トラッシュ」を見つけたので買ってみた。

世の中には考えてることやすることが全く理解できない人がたまにいる。
小説にもそう言う人物が登場することは良くあるけれど、この小説の登場人物は全員私には理解できない。
唯一かろうじて分かるのがランディ。
ランディ以外の登場人物はみんな「なんでそう言う行動するの??」っていう人ばかり。
と言うことで誰にも感情移入できない。
また、全体を通してココの目線で描写されているんだけど、たまに突然別の人の目線で語られて面食らってしまう。
そんなこんなで、600ページに満たない小説を読むのに2日もかかってしまった。
(続けて同じくらいの小説「火の粉」を読み始めたら半日で読み終えた)

ラストシーン近くでバッキーが納得できることを言うだけで、後はまるで理解不能な私にとって読むのが苦痛にすら感じる小説でした。
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弧宿の人

2011年03月06日 | 読書日記
さすが宮部みゆきの作品です。

一年位前に、ブックオフの100円コーナで下巻を見つけて買っておいたんだけど、その後同じ下巻は何度か見かけるものの、なかなか上巻が見つからなかった。
それが昨日、ついに上巻を発見。
早速購入して読み始めたら、途中で止められず一気に読んでしまった。
世の中の不条理の中で翻弄されながら健気に生きていく「ほう」と、なんとか折り合いをつけて頑張る宇佐。
最後に再会できそうな状況になるけれど・・・感動のクライマックス。
未読に方にはお勧めの一冊です。

手元にはまだ、日暮らしの「中」が有るけれど、上中下すべて揃って読めるのはいつのことだろう・・
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