toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

佃島ふたり書房

2010年12月23日 | 読書日記
出久根達郎の直木賞受賞作(108回、1992年)

100円コーナで見つけたときとっさに思い出せず、どこかで聞いたことがあるなぁ・・と言うことで購入。
カバーのコピーで直木賞受賞作ということを知り(思い出し)期待して読んだんだけど、、


見事に期待を裏切ってくれました。
けっしてつまらない内容ではないけど、これから読もうと言う人はあまり期待しないほうが良いですよ!
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ミーナの行進

2010年12月18日 | 読書日記
小川洋子と言えば、本屋大賞受賞のベストセラー「博士の愛した数式」しか読んだことが無かった。
と言うのも、本を厚さで選ぶと言うとんでもない選択方法を採用しているのでなかなか読む機会に恵まれなかったということです。

この「ミーナの行進」は小川洋子にしては珍しく15mm(350ページ)の本で、機械的な選抜方式で偶然買った一冊。
これが、なかなか面白い。
ミーナとその個性的な家族とポチ子がそれぞれ良い味を出していて幸せな気持ちになれますよ。
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奪取

2010年12月09日 | 読書日記
神保裕一で初めて読んだのは「黄金の島」
例によって厚くて、上下巻が揃っていたので買った。
その後も厚さで選んで何冊か読んだけど、私にとっては当たりでも外れでもないという作家だった。

で、これまた厚くて上下巻が揃っていると言う理由で買ったのが「奪取」。
読み始めて、ストーリー、文体などから荻原浩の作品を読んでいると勘違いするような内容。
こういう小説も書くんだ・・とちょっとびっくり。

(おそらく)文系であまり知識が無いらしく、コンピュータの描写にはちょっと間違いが有ったりするけど、結構面白くて飽きさせない展開。
私が知らないので印刷に関する話がどれだけ正しいか分からないし、非現実的な内容も多いけど充分楽しませてくれる作品でした。

神保裕一は今ひとつ・・と思ってる人に特にお勧めですよ!

あと、偽札を作ろうと思ってる人には参考になります。(笑)
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