toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

そして、警官は奔る

2012年02月26日 | 読書日記
日明恩の作品。

昨年の3月25日に「続編があったら読みたい」と書いたけど、その続編。
塩崎と武本が相変わらずで、脇を固める和田、小菅、羽川のぞみも魅力的なキャラクター。
設定やストーリに特別に興味を引くようなものが無いけれど、ついつい引きこまれてしまう不思議な作品。
塩崎のこれからを知りたくて、やはり続編を読みたくなるけど、もう出てるんだろうか?

講談社文庫 933円
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ジャンケン入門

2012年02月18日 | 読書日記
清水義範の初期の短編集。

あるきっかけが有って「筑波の恋」が読みたくなって本棚から引っ張り出して何度目かの再読。
初期の作品だけ有って、清水義範らしさが出てるものとありふれた作品が混在してる。

個人的に好きなのは、「ジャンケン入門」と「筑波の恋」。
ありふれてると思うのが、「実りの秋に」、「こわい話」、「待合室」。
残りの2つは、まあまあと言った所。

角川文庫 470円
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孤鳥の刺客

2012年02月13日 | 読書日記
早見俊の「偽者同心捕物控シリーズ」の一冊。

早見俊と言う作家の作品も、(だから当然だけど)偽者同心捕物控シリーズも始めて読んだんだけど、突っ込みどころ満載です。
まず記憶を無くした侍が、自分とそっくりな同心になりすますと言う状況設定の意味が分らない。
物語が進んでいくと何か必然性が出てくるんだろうか・・
また、捕物だからいろいろ事件が起こるんだけど、目星を付けて聞き込みに行くと、いとも簡単に犯人が自供してしまう。
駆け引きも何も無い・・
なんだか読んでいてあっけないのでちょっと拍子抜け。。
でも、それなりには楽しめるので暇つぶしに読むにはお勧めです。
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ICO

2012年02月05日 | 読書日記
宮部みゆき

ついに下巻を見つけて入手したので、ようやく読むことができた。
ブレイブ・ストーリーと同じ路線のジュブナイル。
こちらの要求レベルが上がっているのか、宮部みゆきにしたらイマイチの感じ。
読み始めたらどんどん先が読みたくなる・・と言う作品ではなかった。
ドキドキハラハラの展開なんだけど、あまりのめり込めなかったのは、舞台の情景が複雑すぎて描写がすぐに頭に入ってこないせいかも。。


講談社文庫  上巻 581円、下巻 600円
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