toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

夜は短し歩けよ乙女

2012年05月26日 | 読書日記
森見登美彦の作品。
07年に山本周五郎賞を受賞し、本屋大賞の2位にも選ばれたらしい。

これも村上春樹と一緒に妹が貸してくれた一冊。
(そうです、大量の村上春樹は全て読み終わったのです・・)

ある大学生が、後輩のショートカットの黒髪の乙女に恋する話。
ショートカットの黒髪の乙女と言うのは私の最も好みのところだけど(笑)
登場人物もストーリーも滅茶苦茶で一昔前のドタバタのギャグ漫画を読んでるような感じ。
男子学生の視点と乙女の視点から交互に物語が進んでいくけれど、まるで天然の乙女が良いあじだしている。
最後の解説もぶっ飛び・・


角川文庫 552円
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世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド

2012年05月12日 | 読書日記
まだまだ続く、村上春樹(笑)

どうもなじめないので、浮気しようと思っていたけど「羊をめくる冒険」を読んだら、慣れたせいか(笑)ちゃんと付いて行ける様になったんで、ついでにもう一つと読んだのがこれ。
羊男のような奇妙な人物は出てこないし、ストーリーもしっかりしていて、変な言い方だけど普通の小説っぽい。

全く関係の無さそうな二つの話(「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」)が少しずつ交互に語られ、やがて共通する部分が少しずつ出てきて、なんとなく「ハードボイルド・ワンダーランド」が「世界の終わり」に続いていくのかな・・と思わせるけれど、明確には示されずに終わる。
終盤はちょっとハラハラドキドキなんだけど、結末にはちょっと納得できないかも。。


新潮文庫 (上)480円 (下)440円

ついでに「羊をめぐる冒険」は
講談社文庫 (上)(下)共に320円
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