先月26日に、政府は天皇陛下の退位を実現する特例法案の骨子をまとめ、衆参両院の正副議長が与野党に提示した。法案名を「天皇の退位等に関する皇室典範特例法案」とした。政府・与党が骨子原案で示した法案名の「天皇陛下」が「天皇」に戻るなど、3月に正副議長のもとで取りまとめた国会見解に大筋で沿った内容となっています。
法案名で民進党は、「天皇」と一般化することで将来の天皇にも適用できる余地 . . . 本文を読む
2016年は幾つもの「革命」が起きました。アメリカにおける「トランプ革命」、小説や映画の世界に見る「新しい文化革命」、それから、「今上天皇の生前退位のご発表」などがありました。
「トランプ革命」については、先日ブログでご紹介しました。
「新しい文化革命」とは、昨年の夏に、映画「君の名は。」が公開されました。このアニメ映画は、興行収入が二百億円を超えたということで、邦画では歴代二 . . . 本文を読む
古墳は権力の象徴とされるモニュメントです。3世紀後半から7世紀後半にかけての約400年間に、近畿圏を中心として日本各地で大きな墳墓が造営されました。
現在、確認されているこの時代に造営された墳墓は、すでに消滅したものまで含めると、ざっと二十万基にのぼるという。
初期の墳墓は丘陵など自然の地形を利用して造営されたが、次第に人工的に盛土を施した大型のものに変わってい . . . 本文を読む
今日はフランスの作家で、シャルル・ド・ゴール研究所初代理事長でもあったオリヴィエ・ジェルマントマが日本を訪れたときの「リョカン(旅館)」についての感想を著書よりご紹介します。
ジェルマントマは、世界に比類なき精神文化と幸福な平等社会を作り上げてきた日本を愛した一人です。
世界の模範となり得べき日本であれと日本人を鼓舞し、めざめよと𠮟咤激励した人でもあります。
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仏は、その人が背負いきれないような問題は与えません。そういう重荷は背負わせないのです。昔からそうです。
本人は「背負いきれない難題だ」と思うものであっても、仏の目から見ると、その人にちょうどよいぐらいの問題なのです。ただし、昨今のブラック企業の過剰労働は論外です。
このことを、荷物を背負って歩いている人にたとえてみましょう。
本来、その人は、もっと重い荷物を背負えるのですが、 . . . 本文を読む