学術会議の否任命者6人の件です。
総理は人事に関することなので話せないと言います。
会社の一般人事で個人情報にかかわる内容ならともかくです。
日本を代表する学者が何故学術会議への任命を拒否されるのか。
個人情報に拘わることは99%無いと思います。
『俺が気に入らないから』という内容は総理の個人的見解。
どんどん言えば良い。
そして、国民の批判に晒されれば良い。
もし、正当な理由があるのであれば明白にすべきです。
何故『人事情報だから』と逃げるのか。
それは総理自身に問題があるからです。
これを放っておいて良いわけが無い。
学問への政治介入と言われても仕方ないことです。
学問の独立性も犯されかねない重要な事件です。
自民党は学術会議のあり方を議論すると言い出しました。
党内で議論するのは勝手です。
しかし、根本は戦争を回避する為の会議です。
学者が意見を自由に言えなくなるとき、戦争は起こっている。
菅政権が独裁政治を行いたいのであれば、断固反対します。
戦争は何も生まない、人の心が廃れるだけです。
昨日のニュースで菅総理は言いました。
「大学が偏っている。」
「若い人が居ない。」
「地方の大学の人が居ない。」
6人の大学が偏っているでしょうか。
50代の学者も居ましたよね。
東京以外は地方ですよ。
こうも言いました。
「公金を注ぐのだから公務員だ。」
その通りです。
だからなんだというのです。
公務員は総理に逆らうようなことを言ってはいけないのですか。
公僕であるからこそ国民の為に働くのです。
総理の為に働くのでは、ありません。
こんなことで国会が空転することは残念です。
一度言い出したことでも、反省して否定することは恥ずかしいことでは無い。
105人全員を任命し直して下さい。
それでこそ日本の安全が保障されるのですから。
今はコロナ対策を議論すべき時です。