農家向けと思われる養液栽培の本を買って読んだ。
難しい。
人件費が高い日本では最適と思われる養液栽培。
ところが、現実には取り組む農家は少ないそうだ。
しかも設備がなかなか大変だ。
二酸化炭素濃度を調整したり、溶液の電解度やpH値まで管理する。
室温調整、灌水の時間調整、湿度管理と作物はお姫様状態。
その養液栽培を来年は趣味でやろうとしている。
勿論、二酸化炭素濃度の管理など出来るわけもない。
ただただ土を使わない栽培にトライしようというのだ。
根を水に深く浸すか浅くか、はたまた噴霧だけか。
水に浸すのなら、酸素濃度をどのようにして上げるか。
播種はどうするのか。
全く経験の無いところから取り組もうとしている。
農家になるわけではない。
大規模にやるわけでもない。
庭先でトマトを実らせてみたい。
ただ、それだけの取組み。
買った本が難しすぎて、どうしたら良いのか今もって判らない。
ただ、農家の苦労は知れた。