米国の二大政党制は民主国家の手本のように語られる。
日本でもそうあるべきと言われた時期があった。
しかし、現状を見れば自民党一強に終わりが見えない。
日本の将来はどうあるべきなのだろう。
自民党内でも若手議員が党内の改革を模索しているようだ。
政治とは何かをもう一度問い直そうと。
権力闘争に勝ち抜くため安倍は国民無視の政治を八年間行った。
若手議員はそれに『No』を突きつけようとするのだろうか。
まだ何がしたいのか、見えてこない。
政治家の本質は『このような世の中にしたい』夢に向かう事だと思う。
二世、三世議員は違うかも知れないが。
基本は国民のためであるべきで、自分のためであってはならない。
その意味では『このような世の中』を良いと思うかどうか判断出来る国民でなければならない。
ヒトラーを選んではならないのだ。
しかし、今の世の中価値観が千差万別の多様化の時代だ。
こうした中、政党政治で本当に良いのか悩むところだ。
価値観が異なれば無関心、意見が違っても反論しない。
こうした時代にあって、政治の目指すべき姿は見えてこない。
せめて、近しい方向性を感じ取って応援するしかないのだろう。
これではますます政治に無関心の人が増えるばかりだ。
その意味では今度の衆院選は国民の目が注がれる課題がある。
それはコロナ対策だ。
コロナで政策論戦を戦わせて欲しい。
政治が生活と直結していることを実感出来れば政治への見方も変わるに違いないのだが。