大相撲秋場所十日目、結びの一番は照ノ富士と宇良でした。
二人の共通点は幕内の人気力士が怪我をして序二段まで陥落したこと。
そして不死鳥の如く以前より一回り強くなって幕内に返り咲いたこと。
令和元年の五月場所、二人は同じ三段目にいました。
宇良が西十六枚目、照ノ富士は東四十九枚目です。
照ノ富士はようやくその前場所に序二段で出場、宇良は怪我で休場でした。
照ノ富士はその後令和二年初場所で関取に返り咲き、宇良はその前の場所、序二段西百六枚目で出場を果たしました。
ここからは二人とも負け越すことなく格段優勝等もして今の地位まで上がったのです。
その二人が幕内の最後の一番で相撲を取ったのです。
これだけで大相撲ファンは感動ですが、その相撲は素晴らしかった。
何故か、涙が出てしまいました。
コロナが終わったらまた国技館で照ノ富士の横綱土俵入りと宇良の相撲を観たいです。