加熱するランニングブーム・・・！

　ランニングは、カネのかからないスポーツだ・・・と昔は言われていた。でも、今は、ブームにあやかって、ゴルフ以上にカネのかかるスポーツになりつつある・・・


　なにより驚いたのは・・・来年５月の２５０ｋｍの大会、８０００円アップして参加料３万８千円の大会が、エントリー開始からわずか１５日で定員に達したコトである。


　もはや、ランニングは金持ちにしか許されないスポーツになってしまったのか？？



　１９９８年から毎年エントリーしてきた２５０ｋｍの大会、当初は少人数であったこの大会も、ランニングブームの波には逆らえず？遂に２５０名の倍の５００名の定員に・・しかし、それも、わずか２週間で５００名越え・・・


　８月１日エントリー開始だが、私のところに届いたのは、３日遅れ。これは、３月に引っ越したので前回の沖縄の住所で送られ、那覇経由福岡行きで届いたので、仕方がない。でもって、盆休みに入った９日、北海道へ帰る
飛行機の中で、大会要項を読み、クイズに回答して振込用紙に記入した。だが、飛行機の到着は夕方だったため、振込には至らず・・・

　その後、実家に振込用紙を置き去りにしたまま、道北の走り旅に出かけた私・・・フェイスブックでその様子をアップして、コメントをいただいたウルトラ仲間が、ところで、２５０ｋｍ申し込みましたか？まだなら急いでください。大変なコトになっています・・・


　というワケで、即座に実家の母に電話し、８４歳の母に郵便局での振り込みを依頼した。

　
　大会ＢＢＳによれば、８月１５日をもって定員に達したので、郵便口座を凍結したとのこと・・・

　しかし、申込者リストの中に、確かに８月１２日の申し込みで私の名前はあるのだが・・・すでに７００番代・・

　定員は５００名である。コレって、申し込み受理されたことになるのだろうか？？


　すでに、申込みしそびれた仲間は、１４０ｋｍに鞍替え等考えているようだが・・・私にとって１４０ｋｍに申し込んだところで何のメリットもない。ならば、５年後を見据えて・・・日本一周ランの予行演習をした方がまだマシだ。


　そう、今日、北海道から帰ってくる飛行機の中で、あらためて北海道の地図を広げてみた。海岸線をたどっていくと・・・一日平均６０ｋｍ走ったとして、稚内から函館まで走って行くのに、ざっと２週間かかる・・・

　帰りは、函館から稚内まで、釧路～根室経由で北上するので、２週間以上かかる・・・北海道だけで、まる１っか月かかるのだ。

　

　参加費８０００円アップしてトータル３万８０００円、懇親会費を含めると４万１千円の大会も、わずか２週間でタイムオーバーとなった。でも、さすがに、半年以上かけて日本一周しようなんて輩は、そうそういるまい。

　だから、私は、誰も追って来ない世界へ逃げる？コトにした。誰にも到達できない世界へ・・・