へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

沖縄が・・・「心配」です

2016-07-11 08:15:04 | 日々雑感
(注:写真と記事は関係ありません。)

 参院選の結果、自民が圧勝でした。ただし、沖縄県をのぞいては。


 今回の選挙で、沖縄県からの現政権の国会議員はゼロになりました。これは何を意味するかというと、沖縄県民の声がさらに国に通りにくくなった、ということです。でも、仕方がありませんね。県民自らが「選択」したのですから。先月に起きた米軍属による事件も影響したと思われます。

 このままいくと沖縄県はどうなるのか?どんどん「本土」と乖離していくのでしょうか?本気で「琉球王国」独立を望んでいる人もいると聞きます。


 最近、出た本に百田尚樹氏の「カエルの楽園」という本があります。同じカエルながらに種別が違うだけで争いが絶えない中、アマガエルの一団が安住の地を求めて旅に出ます。途中、いろいろな事件・事故に巻き込まれ、最終的に生き残った2匹がたどりついたのが、恒久平和を唱える国、「ナパージュ」2匹は、これぞ地上の楽園、と喜び、ここに暮らすことにしました。
 
 暮らしていくうちに、この国のカエルたちの不思議な「習慣」に気づきます。彼らは、「三戒」と呼ばれる戒律を守り、過去に自分たちの先祖が周辺のカエルの国に悪いことをしたので二度とそのようなコトはいたしません、といった内容の歌詞のある「あやまりソング」を歌って毎日を送っています。彼らに言わせれば、この国のカエルたちが争いも無く、平和に暮らせるのは、この「三戒」と「あやまりソング」のおかげなんだ、というのです。

 もう、お気づきかと思いますが、これは単なるカエルの物語ではありません。我が国・日本をカエルの国に置き換えた寓話です。「三戒」は日本国憲法(特に第9条)、そして「あやまりソング」は自虐史観です。

 ある日、西の断崖絶壁をよじ登ってくるヒキガエルが現れます。次の日も、その次の日も・・・そうしてヒキガエルの数は徐々に増えていって・・・
 やがてどうなったか?続きは、実際に買って読んでみてください。そして感想を聞かせてください。

 自分たちは、これさえあれば争いとは無縁でいられる・・・そう思っても、それは自分たちの国の中の話であって、よその国からすれば、そんなこと、カンケイ無いんです。攻める理由があれば攻めてくるんです。そんな時、どうしますか?


 先日、あるブロガーの方が、こんなコトを言っていました。「選挙に行くヒマがあったら、自分の金儲けのコトを考えているほうがいい。自分が一票を投じたからって、明日から自分の暮らしが一気に上向きになる、というワケではないのだから。」的なことを書いていました。残念ですね。

 この方は、根本的に間違っています。そもそも、自分がいま、この地に足をつけて立っていられるのは、平和をおびやかされることなく一応、安全に暮らすことができるのは何のおかげ?ってコトです。平和を当たり前、と思ってはいけません。

 
コメント
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