趣味で小説を書いている🎵⬅ホントは、職業の一つ、と言いたいとこだけど(^_^)生計を立てるには遥かなる道のり?と思われるので(^_^)
そんな中、作家の内田康夫氏が病に倒れ、草稿中の作品を休筆せざるを得なくなった。未完、となった「孤道」の続きを書いて完結してくれる方を募集します🎵
という新聞記事を見つけたのは、昨年の6月頃だったと思う。
内田康夫氏、と言えば、日本ミステリー文学大賞を受賞し、テレビドラマでお馴染みの浅見光彦シリーズで、ミステリー作家として有名だ。
いくら、書くコトを趣味にしている🎵と言っても、ミステリーは対象外だ。⬅でも、あらゆる文学賞の中で、ミステリー関連の賞が最も賞金が高い🎵というのも事実(^_^)
そして、「孤道」を完結させる🎵というプロジェクトは、「孤道」完結プロジェクト🎵として、一般から公募されるコトになった。賞金は無い。その代わり、続編として講談社文庫より刊行されるのと、印税相当の額が支払われる。
別に狙っていたワケではないが、心の奥底で気にはかけていた。
というのも、ミステリーやサスペンスドラマに興味は無いが、この作品のテーマである、熊野古道、そしてそこに絡む史実が私をいたく惹き付けたからだ(^_^)※事実、作品に出てくる古墳、その代表格🎵とも言える仁徳天皇陵のすぐ横を昨年の日本縦断走り旅で通過している。
取材、ではないけど、熊野古道を歩いてみよう🎵
そう思っているうちに季節は冬になり、やがて桜の季節を迎える前に、内田康夫氏は他界された。
本当に、プロジェクトは未完の続編を書く❗という使命を帯びたモノとなった。
昨日、羽田からの機内で未完の「孤道」を読み終えた。
最初は、なんだかテレビのサスペンスを見ているような俗っぽい感じがしたのだが、中盤以降、おそらくこの作品の"核"となる"鈴木ノート"を発見した浅見光彦が寝るのを惜しんで夢中になって読んだように、私も"早く続きが読みたい"...そんな思いで読んでいた。
複数の事件が糸のように絡み合って、いよいよこれから...
というところで、続きを書けなくなってしまった本人の思いが「あとがき」として綴られていた。
思えども 思い通りにいかぬ腕 なぜこのやまい なぜこのやまい
ミステリー作家でありながら、短歌もたしなまれた氏の無念の思いが伝わってくる...
そして、あとがきは作品の続編の方向性を示すかのごとく、作品全体のディテールは示すモノの、氏自身が、どうするか構想が固まっていないコトを物語っていた。
「孤道」完結プロジェクト🎵
気になりつつも、明日の締切日を迎えてしまった。
この続きがどうなるのか?続編の作品の発表を故・内田康夫氏と共に見守りたい。
そして、あらためて内田康夫先生のご冥福をお祈り致します。
#welovegoo
#浅見光彦シリーズ
#内田康夫「孤道」
#「孤道」完結プロジェクト