原田マハ「サロメ」を読み終えた♪
もともとの作者オスカー・ワイルドと彼の「サロメ」の挿絵で一躍有名になったビアズリー…
そしてビアズリーの姉をめぐる物語である🙄
当初、21世紀のロンドンから物語は始まり…
ビアズリーの生きていた時代に話が飛んだから🙄
こりゃ、ミステリーか?
と思いきや🙄
史実をなぞるフィクションだった…
そういう意味では期待外れ?な作品だったけど😅
ワイルドやビアズリーの生きていた時代が…
その時代の価値観が…
如何に今の時代と乖離があるのか🙄
よくわかった👍
例えば、オスカー・ワイルドのこの作品、「サロメ」は問題作とされた🙄
その理由は2つある👍
① 聖人ヨハネ(作中ではヨカナーン)を投獄し、斬首する、という冒涜性
② 作者のワイルド自身が同性愛者というコトで投獄される
①は…
敬虔なプロテスタントの国・イギリスならではの"神への冒涜は許さない"というスタンスだろうか?作中では最後に姫がヨカナーンの首を欲しがり🙄、斬首された彼の唇にキスをする…というモノだから🙄コレ以上の神への冒涜は無いかもしれない😅
②に関しては🙄
この時代は同性愛者であるコトがバレると投獄された時代であった🙄
LGBT法が策定される今では考えられないコトであるが…😅
やはり①同様🙄
人々の生活の中心は…
人ではなく神だったのだろう🙄
私たちが生きているこの時代の価値観も…
やがて未来からすれば馬鹿げた価値観?🙄
と思われる時代が来るのだろうか?
首…と言えば🙄
我が近くの田畑には…
様々な首がある😅
決して夜には出会いたくないな…😅