【走ってGo🎵】
昨日、月曜日はオールフリーディー🎵
というコトで、イオンモール直方まで映画を観るため、走っていってきました⬅帰りは電車だヨ(^_^)
走ってちょうど20km?
ちょうど3時間🎵
2日前に福岡市内で開花が宣言されたソメイヨシノも、福岡市内より気温が2-3度低いココでは、まだまだ見頃はコレから?⬅たぶん、今週末がイイ感じがするのだけど...木曜日からずっとお天気は下り坂の予報...
ソメイヨシノはコレからでも、他の花々で彩り豊かなこの季節は、やっぱりイイナ🎵
って思う。まだ、風は冷たいけど...
着いて早々、着替えて腹ごしらえ🎵
空気の通りの良いテラス席で(^ー^)💖
でも、外でビールを飲むにはまだちと早い季節?(^_^)
【「ミッドサマー」のレビューが酷評なワケ】
私は、映画を観る前に、ある程度レビューを見て、どんな映画か?概要を把握するタイプです。
が、この「ミッドサマー」に関しては、酷評が多い?(^_^)
見終わって改めてレビューが「酷評」なワケを考えてみたら...
① 全体的にスローテンポ⬅特に最初の方は、もたつき感がある(^_^)...で、映画を見慣れている人はイライラさせられる。
② 他の映画に比べて音が少ない。⬅退屈に感じる?
③ 人が飛び降りたり、人を殺したり...凄惨な場面がある。
結局、この監督はナニが言いたいんじゃ❗
今までの映画を見慣れている人にしたら...ワザワザお金払って、退屈なモノを見せられたかと思うと、いきなりグロい場面になって、なんだか気分が悪い、後味の悪い映画...
というのが一般的な見方...かもね(^_^)
しかし、私はあらかじめ読んでいたレビューのお陰で、全く違う視点でこの映画を観るコトが出来ました。
その結果、この映画は私が最近観た「フクシマ50」より、「パラサイト」より上を行く映画ダ🎵と感じました(^ー^)💖
【監督が言いたかったコトは?】
本人に聞いてみないと、コレばかりはわかりませんが...
私は、次のように感じました。
① 今あるモノを否定してみる
② 違いを受け入れる者が最終的に生き残る
③ 呼吸は、言葉以上に信頼を獲得するツールである
そして、世の中、グローバリズムが叫ばれて久しいですが...
真のグローバリズムは、精神の開放にある🎵というコト。
【真のグローバリズムとは?】
この映画の監督は、最近の映画の主流であるスピーディーで分かりやすいモノにあえて対抗して?このような映画を作った感がします(^_^)
それだけ、レビューにもあった通り、物語の進行が遅い(^_^)
でもって、他の映画との決定的な違いは...サイレントムービー?って思うくらい(^_^)、極端に音が少ない。
それだけに、使われる音は意味を持ち、より映像に集中できる。
この映画のおおよそのストーリーは、家族を事故で失った女子大生の主人公が、大学生の恋人とその友人たちと共に、真夏のスウェーデンを訪れ、そこで90年に一度行われる夏至祭に招かれ、奇妙な体験をする...というモノ。
奇妙な体験...
というのは、多くの人が見守る中、高齢者を崖から突き落とし、死にきれなかった者に更なる追い討ちをかけたり、池の神に生け贄を捧げたり、近親相関を避けるため、部外者を呼んで種付けさせたり...
と、おおよそ現代社会から見て、非現実的、非日常的、非人道的なコトが繰り返される。
コレを見る限り、多くの人はカルト教団をイメージし、この映画はオカルト?グロ?
そういう目で見てしまうかもしれない。
しかし、私が注目したのは、家族を失い、頼れるハズの恋人の仲までギクシャクし、精神的にズタボロ的なカンジの主人公が、訪れた村の女王に選ばれ、美しい花で全身を飾られ、皆から祝福を受け、彼女の為に生け贄を捧げた最後に、ニンマリ💖口もとに今まで見せたコトの無いような笑顔を浮かべたシーンだった🎵
違いを受け入れる者が最終的に生き残る...
そんな、監督からのメッセージをそこに読み取った気がした🎵
世の中、グローバリズムと言われて、一部の国と地域を除き、人やモノが国境を越えて自由に行き来している🎵(今はコロナで一時的にストップしているが...)
実際に私たち自信も、色んな国々のモノを目の前にして、グローバリズムの恩恵にあやかっている。
しかし、グローバル化、とは単に人やモノが自由に行き来するコトだろうか?
もっと、大切なコトを見逃していないか?
そう、精神性...
どんなに人やモノが自由に行き来していても...
自分たちの国や地域の目線で捉えていたのでは本当の意味でのグローバル化には至らない。
自分たちの目線、モノサシを一旦、外して見るコトで、改めて相手のコトを知り、かつ、自分たちのコトを外側から見つめ直す...そんな機会を与えられているのに、私たちはコレまでみすみす、見逃してきたんだナ(^_^)
そう感じさせられた。
思えば、この映画にあるおぞましいシーンも...
ちょっと前までは我々の祖先も、風葬や鳥葬といった習慣を持っていたし...
村という全体のコミュニティーのバランスを保つためには、口べらしも必要とされ、容認されていた時代もあった...
それらを現代社会の目線から見て、見下したりバカにするだけでイイのだろうか?
本当は、それらのコトの方が案外、理に叶っている場合もあるのではないか?
真のグローバリズムとは、そのように心をオープンにして受け入れる🎵そういうモノなのだ、というコトをこの映画を見て、教えられた(^ー^)💖
そして、ナニより強く感じたのは...
呼吸は言葉より重い🎵
というコト(^_^)
主人公が女王に選ばれる時、村の女性たちと円になって、民族舞踊を踊るシーンがある。
何回かに一度、逆回りをさせて、最終的に躍りきった者が⬅体力、平衡感覚のある者?が、女王に選ばれる。
もちろん、主人公はスウェーデン語がわからないし、躍りも初めてである。
けれど、ココでは、言葉は必要ない。
大事なのは「呼吸」だ。
相手と呼吸を合わせるコト🎵
そこに初めて「信頼感」が生まれてくる🎵
そう感じさせるシーンが、他にも何ヵ所か...あった。
コレから観る人は、是非、今までの映画に対する観点を外して、観ていただくと、色んな気付きがあると思います(^ー^)💖