芸は身を助ける・・・？？

　先週末からクルマを車検に出している。普段の通勤は徒歩なので問題なし。私生活では、毎日のスポーツクラブ通いがやや不便。市電から少々歩かねばならない。

　だから、つい、帰りに寄り道してしまう。先日は、居酒屋「さくら」へ。そもそも、場所が市電の電停前。黙って帰るわけにはいかない。もう午後１０時を過ぎていたが、中に入ると丁度、客が引けたところでカウンターで店の人たちと心おきなく話しができた。結構、この時間は一人で来るには穴場？かも・・・

　話題は、マスターが参加した２日前の九州脊梁ラン・・・そして、いつしか忘年会の話題になり・・・（果たして自分が何で楽器が弾ける、なんてコト言ったのか覚えていない。）なのに、年末にランニング関係者の中で何か楽器が弾ける人集めて、ミニコンサートやろう！なんて話に発展してしまった。（通常、酔っぱらいは覚えていないのだが、酔っぱらいの私が２、３日たっても覚えている話なのでお店のスタッフは当然、皆さん、覚えているのでしょう？）実現するか否かは定かではないが、もし、実現したとしたら・・・（人生は「最悪」のパターンを想定して行動すれば通常、何事もなく容易に通過できる。ハズ。）とりあえず、今週末、小樽の実家に帰って楽譜をあさって来よう！！あとは・・・なるようになりますよ！

本日のつまみ

（冷奴３点セット：奥がベーシックな和風、手前右がキムチがのった韓国風、左が梅）

　ところで、草枕温泉ランの後の生ビールのつまみは・・・冷奴３点セットを頼んだところ、ナント豆腐何丁分？？っていうくらいの量の豆腐が出てきた。ま、豆腐だし・・・太らないし・・・いいか。

　でも、最近、○○だけダイエット。○○抜きダイエットなるものが流行っている。栄養バランス的には決して良くないと思うのだけれど・・・ま、人それぞれでダイエット方法も十人十色である。一番、自分の体質というか特性に合致する方法であれば良いと思う。

　ちなみに私の場合は・・・食べること飲むこと、すなわち喜びなので・・・（逆に制限するとストレスで太る？？）基本的に食べて飲むことは欠かさない。だが、従来通りでは決して痩せない。だから・・・考えた、私なりに。

①ビールは糖質ゼロ。あとは酒の中でもカロリー少なめのウィスキー。（幸い、ウィスキーは昔っから好きだったので・・・）
②朝ごはん、昼ごはんの順にウェイトを置く。夜は飲むので基本的に食べない。（全く食べないわけではない。スポーツクラブに行く前にバナナｏｒゼリー等）
③炭水化物はほどほどに。最近、米よりパスタを多く食べるようになった。でも、小麦って高いんですよね。だから、今、「ひえ」とか「あわ」を食べています、と言いたいところだが、コイツがなかなか手に入らない。だから、トウモロコシｏｒジャガイモ・・・まるでインディオか戦中派？？
④逆にタンパク質は昔っから摂りすぎるほど摂っていますね。チーズとか大好きだし・・・豆も・・・ちなみに納豆は「畑のお肉」と言われているくらい栄養価が高いので野菜と思って食べてはいけません。
⑤極めつけ、というか決め手はコレ！コレがなければ上記４点をいくら厳守したところで所詮、太る遺伝子を持って生まれた私のカラダは痩せません。それは、一日の中で可能な限り最大限の時間を運動に費やすコト！！ハッキリ言って他の人には無意味かもしれませんし、馬鹿げたコトかもしれません。が、私の体質は、これが最も痩せる、痩せられる方法なのです。平日でも平均２時間～３時間、休日は６時間前後の運動・・・これによって野生動物並の軽やかな動きが維持できる（と本人は信じている。）、そして何より、カラダを動かし続けることによって、野獣の如き食欲も少しはセーブされる・・・のであります！信じる者は救われる。アーメン！

草枕温泉ラン

（県道１号の横に「草枕道」なるものを発見！）

　今朝、交代の人が来て「３連休の中日が仕事だったなんて可愛そうに。今から帰っても９時だから何もできないね。」なんて言われたが、「あっしにはやる事が山ほどあるんでい！」とばかりに帰宅するなり、そそくさと出発準備を整え、午前１０時スタート。以前から気になっていた夏目漱石の足跡をたどる草枕温泉までの推定２７ｋｍのラン。ただし、いつも一緒に走る仲間は九州脊梁ランで出払っており、今日は久々に一人のランニング。

　実は、大晦日に漱石が歩いた道の細部がわからず、金峰山めがけて県道１号線を行く。途中まではクルマの多い歩道ナシの道。峠の茶やを過ぎて少ししたところで「草枕道」なる標識を発見！！これだ、これ、これ・・・やっとクルマの来ない道に入ってみると、まるで東海道の箱根路のような石畳と竹林・・・とっても風情のある道・・・みかん畑の間をぬうようにして行く。それにしても、ここ河内は、みかんで有名なのは知っていたが、そこかしこに、みかん、みかん、みかんんんん・・・・なのであった。道の真ん中にもみかんが落ちているので何個か拾って食べた。ちょうどいいビタミン補給と水分補給である。

　竹林を過ぎると、いきなり道が開け、正面に有明海と遠くに雲仙普賢岳がかすんで見えた。なぜかナポリ民謡「帰れソレントへ」を口ずさむ・・おお、ここはナポリか？？何だか普賢岳がベスピオ火山に見えてきた。

　たった２０数㎞なので、ちんたら走りでも３時間半で着いてしまった。本当は、草枕温泉のウリは「夕日」なのだが・・・着くのが速すぎた。それでも、この手の温泉施設の中では、サウナといい、露天風呂といい大満足であった。特に露天風呂は今まで入ってきた数々の温泉施設の中で最大級の開放感であった！！ひゃっほー！！（ホントは写真撮ってお見せしたいのですが、風呂にカメラ持って入るのは怪しいのでやめました。）

　隣接のレストランで生ビールと冷や奴をつまみ、外に出ると目の前にバス停発見！ラッキー！だが、バスは３分前に出たばかり。次は１時間後・・・ならば、と国道まで降りて見る。一緒。結局、バスは１時間後にしか来ない。待つのはイヤなのでそのまま帰る方向へ歩く。更に先のバス停まで歩いているうちに、ちょうどいい時間になるさ。今日は天気もいいし・・・

　こんな時、つくづく一人で良かった！と思ってしまう。（最も一人じゃない時は、しっかりバスの時間を調べておくのだが。逆に相手が調べていなくて何時間も待たされると「何で調べておかないんだよ。」なんて言ってる自分がいるよなあー。やっぱ一人がいいな。な～んにも考えなくていいし・・・）　

　帰宅して、とりあえず生ビールを２杯飲んだのだから・・・とリンゴ酢を２杯飲んだ。でも、やっぱのどが乾く。（今日は結構、日差し強かったからなあ。）で、結局、コンビニへビールやウィスキー（瓶は飲み過ぎてしまうので、ハイボールや水割りを缶で買う。）を買ってしまった。

　お酒やめたら、もう少し痩せるし、ゼッタイもっとお金持ちになってるよ、私・・・でも、先日、スポーツクラブのサウナで話を聞いていて笑ってしまった。ある人から「私は毎日、赤ワインを３本開ける（一人で！）」って聞いた時は、思わずアタシって正常標示だよなって思いました。飲み過ぎ注意！！

小さな幸せ

（ヴェトナム・カフェでフォーをいただく・・・）

　世の中、土・日・月と３連休。私も３連休・・・のはずだった・・・が、日曜日、仕事が入った。しかもこの日は前々から「九州脊梁ラン」に申し込んでいたのに・・・ブツブツ・・・言っても仕方がない。脊梁ランの方は参加費も返金してもらい、だが、約１ヶ月、日曜日の雨続きでようやく秋晴れが期待できるのに自分はインドア派。ムリに自身を納得させようにも納得できない部分があった。

　ならば・・・転んでも決してタダでは起きない。ゾ、と。土曜日は終日、運動しまくりめくりで１日で２ｋｇ痩せた。朝１０時、スポーツクラブのロッカーに荷物を預け、クルマを車検に出し、車検先から走ってクラブに戻り、午後９時まで５つのプログラムに参加、間にサウナ３回３セット。さすがに痩せた。どうだ、参ったか！（いったい、誰に、何に対して「参ったか！」なのか自分でもよくわからないのだが・・・）

　まえおきが長くなってしまった。プログラムの合間に当然、メシの時間もとらねばカラダがもたぬ。でも、つい食べ過ぎてしまう・・・そんなアナタ（アタシか。）におすすめなのが、コレ。ヴェトナム・カフェのフォー。フォーとは、米からつくった麺であるが、小麦が材料の麺と違ってとっても軽やか。そして東南アジアならではのレモンや香草の薬味・・・ちなみに写真奥の赤い小瓶は当然、辛そうなので最後に用心してかけた。が、実は、この薬味の中に青とんがらしが入っていた。そいつに気づかずに薬味を全部入れてしまったから、さあ大変！！

　こんな時は水を飲むと逆に辛さが増す。かえって何もしない方がいい。でも、最初に鼻水、次に涙が出てきて、最後に首筋から脂汗のようなものがジワーッと出てきて何もせずにはいられなかった。レモンをかじってみる、ダメ。結局、コンデンスミルク入りのヴェトナムコーヒーを頼むはめに。これも作戦か？

　まんまと作戦にはまってしまったけど、でもコンデンスミルク入りのカフェは何だか昔なつかしい味がして美味しかった。ついでに足を伸ばして子飼（「こかい」とは何とも恐ろしい名前だが、ここの交差点は日本のスクランブル交差点発祥の地であります。エヘン！）商店街へ。パン屋でメロンパンの生地を四角くのばしてクッキーのように焼いたものを買う。歩きながら一口食べてみる。「ウマイ！」。次に見つけたのが、自販機。一見何の変哲もない自販機だが・・・プリンの自販機である。思わず、コイツもゲット！！何だかみょーに嬉しくって仕方がなかった。コンデンスミルクとメロンパンでこんなに幸せな気分に浸れる自分は幸せだな～なんて思ってしまった。

街の品格

　毎日、家と仕事場までの通勤手段は徒歩。走るのといっしょでスピードが遅いと見るべきものが多い。時に、見なくていいものまで見てしまう。

　朝、家の扉を開けるとすがすがしい青空！（何日ぶり？かな。）そして、キンモクセイの香り・・・だが、しばらく歩道を歩くと、そんな思いも打ち消される。あちこちに食い散らかしたあと、飲み散らかしたあと・・・多分、夜中、若者が来て騒いだのだろう。だが、少なくとも、そこに住む人がいる限り、街としての品格が問われてしまう。まだ、この界隈はマシなほうかもしれない。ある時、北部九州のある街なかを仲間と走っていたら、本当に足の踏み場に困るくらいゴミが落ちていた。ヤマではなく、街の歩道に。ですよ！日本に居ながらにして外国のスラム街を味わえました！

　「品格」というコトバが流行ったけど（過去形なのは、もう、誰も真剣に「品格」について考えていないから。）、あえて考えるなら、わたし的に言うと・・・
そう、「オレ流」かな。他に流されないってヤツ。そういう意味では、拳さんカッコ良かったな。（って亡くなってから思う。）ああいう人こそ「品格」というコトバがふさわしいのかな。

　ついでに言うと、走っているとコンビニのお世話になるコトが多い。特に、トイレに。実はトイレを見れば、このコンビニは繁盛しているのか否かがわかる。トイレの汚いコンビニだな、と思っていたら、次に行った時はつぶれていた。

　コンビニは現代版コミュニティー、いわゆる現代の公民館みたいなものだ。（だって、いろんな人が集まるでしょう？）だから、まず、コンビニ店のみなさん、わが店の周囲からキレイにするってのはどうでしょう？？多分、感化されてキレイの輪が広がって行き、やがて街はキレイになると思います。ヨ。