出かける。
公園の入場券売り場で、念のためシルバー割引があるか、と
たずねると、何か証明するものがあれば、OKとのこと
免許証と保険証を見せると、65歳以上は無料ですとのこと、
最近は高齢者を優遇する施設が増えたが、申告しないと
その特典が使えない施設も時々ある。
今年は三月に入っても、雪が降ったためか、雪から枝を守るための
雪つりが、まだそのままの姿で、残っていて、唐崎松に
かかる雪つりの姿が、霞ケ池に映え、その絶景はまさに
兼六園の風物詩である。
この唐松は、琵琶湖と縁が深く、大津市坂本の唐崎から
実を取り寄せて、育てたとのことである。
公園の南側には、梅林があり、ちょうど今見ごろを迎えていた。
訳20種類の梅が、200本ほど植えられており、赤、白、ピンク
の花とその香りに心を癒される。
加賀百万石の前田家は、菅原道真の子孫で、梅に縁が深く
京都の天満宮や、大宰府神社と同じ梅御紋をつかっている。
中心のめしべの形が、それどれ変えてある。
真弓坂から公園を出て、広阪を通り、金沢一の繁華街
香林坊へと、ジャランジャラン
小京都といわれる金沢は、和菓子の店も多くて
その和菓子店の中にある喫茶室で小休止
コーヒーと和菓子組み合わせは、ミスマッチに思えるが
和菓子の甘みとコーヒーの苦味が合うようだ。
正午のホテルに帰り、チェックアウトしたが、駐車料が24時間
無料とのことで、手荷物をフロントに預けて、昼食に地下の
飲食店へ行く。
ホテルの地下からJR金沢駅に通じる地下道には、いろんな
飲食店やお菓子屋などがあり、昔来たときと金沢駅前は
かなり様変わりしていた。
午後北陸自動車道を走り一路山代温泉へと向かう。