3月16(日)昼食後北陸自動車道西金沢ICから入り、
加賀ICで高速を出て、2時過ぎに
山代温泉の予約しておいた、旅館山下家にチェックインする。
部屋にてしばし休憩のち、早速温泉につかる。
高所から三筋の温泉が落下する、大きな浴場で、まだ時間が早いせいか、一人のんびりと大名気分である。
入浴後夕食までの間、旅館のすぐ近くにある、北大路魯山人の
寓居跡(いろは草庵)を見学する。
入場料500円。
ここは大正初期、北大路魯山人が、山代温泉の旅館の看板を
彫るために、訪れ、吉野家旅館の食客となり、吉野家主人の
別荘で約半年間滞在し、看板彫と作陶に又加賀の食文化にも
傾倒し、美食家としての料理を学び、
食器は料理の着物である・・と有名な言葉を残している。
山下家の大浴場前には、魯山人が彫った木の看板が、残っていた
魯山人は、晩年日本の重要無形文化財保持者(人間国宝)の
認定を辞退している。
自然美礼賛の人らしく、権威主義になじめなかったようだ。
夜は部屋食で日本海の幸を肴に、熱燗で乾杯
食器は九谷焼 やはり食器は料理の着物なり
満腹の夜 早めの就寝