アンネの日記(深町真理子訳)を読む
今から半世紀以上前の1942年からの
2年間にわたるドイツ系ユダヤ人一家の次女
であるアンネフランクの日記である。
当時はまだ13歳から15歳になる思春期で
ナチスからの迫害からのがれてオランダの
隠れ家での他の家族8人との共同生活での
出来事や思春期の性のめだめと心の葛藤について
14,5歳の少女と思えない表現力で書いている。
特に両親をはじめ他の家族の人たちへの
洞察力や自分への分析力については
本当に本人が書いたのか疑いたくなる。
自由の無い閉鎖的な生活で、つねに将来への
希望と夢をもちつずけて差別の無い社会を夢見
将来は小説家を志望し、社会に貢献できる
人になりたいと願う
一乙女のけなげな生き方に感動する。
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