後期高齢者の旅とひとりごと

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アンネの日記

2008-07-14 20:31:54 | 本と雑誌

アンネの日記(深町真理子訳)を読む

今から半世紀以上前の1942年からの

2年間にわたるドイツ系ユダヤ人一家の次女

であるアンネフランクの日記である。

当時はまだ13歳から15歳になる思春期で

ナチスからの迫害からのがれてオランダの

隠れ家での他の家族8人との共同生活での

出来事や思春期の性のめだめと心の葛藤について

14,5歳の少女と思えない表現力で書いている。

特に両親をはじめ他の家族の人たちへの

洞察力や自分への分析力については

本当に本人が書いたのか疑いたくなる。

自由の無い閉鎖的な生活で、つねに将来への

希望と夢をもちつずけて差別の無い社会を夢見

将来は小説家を志望し、社会に貢献できる

人になりたいと願う

一乙女のけなげな生き方に感動する。


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