クリストファーマーロウ作の「ファウストの悲劇」。
舞台化が発表された時に原作を読んでみようかなと思わないでもなかったのですが、天国と地獄とか悪魔とか、ちょっぴり宗教っぽい感じがあって最後まで読む自信がなくて断念。
結局は予習なしでの観劇となりました。
物語は自身の野望のため、悪魔に魂を売ってしまうファウスト博士のお話。
やはり多少の宗教色があるお話。
でも悲劇と喜劇は表裏一体という事なのか、笑える場面も結構あってなかなか楽しかったです。
特にファウスト(野村萬斎さん)とメフィストフェレス(勝村政信さん)がローマ法王にいたずらをするシーンはとても楽しそうで、狂言の井(居)杭のようだなあと思って観ていました。
今回はメインキャストの中に演出をされる方が三人もいらっしゃて、なんだか不思議な感じでしたが、出演者の中では、やはり、野村萬斎さんと勝村政信さんの熱演が印象的。
お2人でダンスを踊るなんておまけもあって、ちょっとびっくりでしたが、勝村さんはワイヤーに吊られたり、2階席に登場したりと獅子奮迅の活躍ぶり。
野村萬斎さんは狂言師なのに苦悩する場面が似合ってしまう不思議な方。
今回もその辺りは健在で、ラスト近く、永遠に地獄に落とされてしまう恐怖を体現されていました。
人生は思い通りにはいかない方が結局は幸せなんでしょうね。
でも、思うままにできたらってやはり考えますよね・・・。
舞台化が発表された時に原作を読んでみようかなと思わないでもなかったのですが、天国と地獄とか悪魔とか、ちょっぴり宗教っぽい感じがあって最後まで読む自信がなくて断念。
結局は予習なしでの観劇となりました。
物語は自身の野望のため、悪魔に魂を売ってしまうファウスト博士のお話。
やはり多少の宗教色があるお話。
でも悲劇と喜劇は表裏一体という事なのか、笑える場面も結構あってなかなか楽しかったです。
特にファウスト(野村萬斎さん)とメフィストフェレス(勝村政信さん)がローマ法王にいたずらをするシーンはとても楽しそうで、狂言の井(居)杭のようだなあと思って観ていました。
今回はメインキャストの中に演出をされる方が三人もいらっしゃて、なんだか不思議な感じでしたが、出演者の中では、やはり、野村萬斎さんと勝村政信さんの熱演が印象的。
お2人でダンスを踊るなんておまけもあって、ちょっとびっくりでしたが、勝村さんはワイヤーに吊られたり、2階席に登場したりと獅子奮迅の活躍ぶり。
野村萬斎さんは狂言師なのに苦悩する場面が似合ってしまう不思議な方。
今回もその辺りは健在で、ラスト近く、永遠に地獄に落とされてしまう恐怖を体現されていました。
人生は思い通りにはいかない方が結局は幸せなんでしょうね。
でも、思うままにできたらってやはり考えますよね・・・。