名鉄ホールでの「伝統芸能の今」の2014版公演に行って来ました。
この公演はチャリティ公演でがんの子どもたちのためのゴールドリボンや世界の子どもたちにワクチンを届ける運動をされている団体に売り上げの一部が寄付される形になっています。
チャリティ公演を始められて今年で6年目。名古屋での劇場公演は初めて。
チラシは京都の春秋座のものですが、出演者・内容は名古屋も同じでした。

プログラムは上妻さんの三味線ソロ曲が2曲(津軽じょんがら節とオリジナルの紙の舞)と上妻さんがお囃子に参加される三番三。
上妻さんの演奏で市川猿之助さんが舞う舞踊が2曲(空破と風林火山)。
出演者のトークを挟んで歌舞伎と狂言による「石橋」の上演でした。
私のお目当てはもちろん三番三。
先日市川猿之助さんと野村萬斎さんのスイッチインタビューで能の囃子方と歌舞伎の囃子方の違いは三味線という話をされていて、歌舞伎の方は三味線でカウントを取られるのだそうですが、萬斎さんは三味線が入ると動けなくなると言われていました。
能・狂言では謡でカウントを取るのだそうですが、猿之助さん曰く、謡はお経にしか聞こえないと・・・。
そんなわけで、普段は入らない三味線入りの三番三。
観る機会が訪れるなんて思っていなかったのに名古屋で観られるなんて幸せ。
この先、もうないかもしれないので今回の公演はかなり貴重な公演と言えるかも。
客席から観ている者としては三味線が入っていてもそんなに違和感はなかったのですが、普段入らない三味線の音に逸平くんも当初は多少の戸惑いもあったようなのですが、とても良い三番三だったと思います。
やっぱり摺り足が美しいですね。七五三譲りかも。
演目の中ではやはりこの三番三が一番印象的でした。
この他、舞を舞う猿之助さんの指先の美しさに目を奪われ、初めて聞く生の津軽三味線の力強さに感動しました。
最後の「石橋」では歌舞伎の囃子方の中に亀井さんと傳次郎さんの姿があって、豪華だなと感じたりでずっとワクワク感が続く観劇でした。
この石橋を観ながら、歌舞伎と狂言には共通の演目があるので、猿之助さんと逸平くんが同時に舞台に立つようなコラボもあったらいいのになあと感じていました。
そして又、名古屋でも公演していただきたいです。
でも、会場が無いのかな・・・。
というのもこの公演の前日に名鉄ホールが来春休館するというニュースが飛び込んできたのです。
一応、改修を検討するための休館という事なんですが、改修を必ずするという事ではないみたいなんですよね。
もしかしたら無くなるという事もあるのかも。
確かに古いです。
でも、ここが無くなってしまうと又、名古屋に来る公演が減っちゃう。
刈谷とか稲沢とか言われてもかなり行きづらいし(最近、刈谷が多い)、どうしても観たいという公演じゃないと諦めてしまうかもしれない。
現実的にみても平日の夜公演だけとかになる、行けないですからね。
ここ数年、名鉄ホールのおかげで名古屋に来る公演増えてたのに、又、名古屋飛ばしが復活するかも。
御園座の再建計画にも暗雲がというニュースもあったりして、どうなる名古屋の劇場はという感じの昨今です。
取りあえず、7月に又、萬斎さんの「マクベス」で又、名鉄ホールさんにはお邪魔します。

この公演はチャリティ公演でがんの子どもたちのためのゴールドリボンや世界の子どもたちにワクチンを届ける運動をされている団体に売り上げの一部が寄付される形になっています。
チャリティ公演を始められて今年で6年目。名古屋での劇場公演は初めて。
チラシは京都の春秋座のものですが、出演者・内容は名古屋も同じでした。

プログラムは上妻さんの三味線ソロ曲が2曲(津軽じょんがら節とオリジナルの紙の舞)と上妻さんがお囃子に参加される三番三。
上妻さんの演奏で市川猿之助さんが舞う舞踊が2曲(空破と風林火山)。
出演者のトークを挟んで歌舞伎と狂言による「石橋」の上演でした。
私のお目当てはもちろん三番三。

先日市川猿之助さんと野村萬斎さんのスイッチインタビューで能の囃子方と歌舞伎の囃子方の違いは三味線という話をされていて、歌舞伎の方は三味線でカウントを取られるのだそうですが、萬斎さんは三味線が入ると動けなくなると言われていました。
能・狂言では謡でカウントを取るのだそうですが、猿之助さん曰く、謡はお経にしか聞こえないと・・・。

そんなわけで、普段は入らない三味線入りの三番三。
観る機会が訪れるなんて思っていなかったのに名古屋で観られるなんて幸せ。

この先、もうないかもしれないので今回の公演はかなり貴重な公演と言えるかも。
客席から観ている者としては三味線が入っていてもそんなに違和感はなかったのですが、普段入らない三味線の音に逸平くんも当初は多少の戸惑いもあったようなのですが、とても良い三番三だったと思います。

やっぱり摺り足が美しいですね。七五三譲りかも。

演目の中ではやはりこの三番三が一番印象的でした。
この他、舞を舞う猿之助さんの指先の美しさに目を奪われ、初めて聞く生の津軽三味線の力強さに感動しました。

最後の「石橋」では歌舞伎の囃子方の中に亀井さんと傳次郎さんの姿があって、豪華だなと感じたりでずっとワクワク感が続く観劇でした。

この石橋を観ながら、歌舞伎と狂言には共通の演目があるので、猿之助さんと逸平くんが同時に舞台に立つようなコラボもあったらいいのになあと感じていました。

そして又、名古屋でも公演していただきたいです。
でも、会場が無いのかな・・・。
というのもこの公演の前日に名鉄ホールが来春休館するというニュースが飛び込んできたのです。

一応、改修を検討するための休館という事なんですが、改修を必ずするという事ではないみたいなんですよね。
もしかしたら無くなるという事もあるのかも。

確かに古いです。
でも、ここが無くなってしまうと又、名古屋に来る公演が減っちゃう。
刈谷とか稲沢とか言われてもかなり行きづらいし(最近、刈谷が多い)、どうしても観たいという公演じゃないと諦めてしまうかもしれない。

現実的にみても平日の夜公演だけとかになる、行けないですからね。
ここ数年、名鉄ホールのおかげで名古屋に来る公演増えてたのに、又、名古屋飛ばしが復活するかも。
御園座の再建計画にも暗雲がというニュースもあったりして、どうなる名古屋の劇場はという感じの昨今です。
取りあえず、7月に又、萬斎さんの「マクベス」で又、名鉄ホールさんにはお邪魔します。
