きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

エリザベート 2016

2016-07-11 21:12:05 | 観劇・ミュージカル
2016年版のエリザベートを帝劇で観ました。



今回の東京公演、チケットが本当に取れなくて、唯一取れたのがこの回だけ。

Wキャストなので、個人的は別の組み合わせが希望でしたが、去年観られなかった京本ルドルフがどうしても観たかったので、他のキャストの希望は譲って購入しました。



結果的にトートの城田くん以外の方は、今回が初見で、これまでとの比較はできないのですが、城田トートは昨年以上に存在感が増して、ちょっと私にとって中毒性のある存在になりつつあります。

特に最初の闇広を歌うハンガリーの場面は鳥肌が立つほど好き。

低音の響きやささやき口調の歌いっぷりも良いですし、ロックでシャウトする部分もあったりして、彼のトートは私の好みにドンピシャなので、彼を観るためだけに出かけてもいいなと思えてしまった。

そして、昨年、観られなくて、今回どうしても観たいと思っていた京本くんのルドルフ。

少しはかなげなたたづまいが、ルドルフにぴったりで彼が歌う「僕はママの鏡だから」は心に響く。

ルドルフの場面では闇広が一番好きだったけど、今回はママ鏡もいいなあと思った。

去年の心残りがやっと解消できて本当に良かったです。


今回の目的は完全にこの二人を観る事だったのですが、他のキャストの方も好みの問題はあると思いますが、ここが絶対にダメというのは無かったと思いました。

昨年、かなり歌の出来について叩かれていた蘭乃さんのシシィですが、歌い方を宝塚時代のものに戻しておられたようで、何か所か怪しい所はありましたが、声がひっくり返るというのはなくて、これくらいなら許容範囲だと思いました。
コメント
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