きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

エリザベート 梅芸千秋楽

2016-10-05 20:00:44 | 観劇・ミュージカル
エリザベートを追いかけて、大阪の梅田芸術劇場に行ってきました。



観劇したのは大阪の千秋楽。



この日のチケットはプレイガイドの先行抽選で当選したもので、超がつくほどの端の席でしたが、思っていたよりは良く観られて楽しめました。


この日の観劇で一番印象に残っているのはラストシーンでのトートの表情。

宝塚版のラストはシシィとトートがこれから二人で永遠の世界へ旅立とうとする感じなのですが、東宝版はシシィが死を受け入れた瞬間にシシィはトートの元から離れてしまうという描き方なので、二人が口づけをしたその刹那、シシィは息を引き取って、その瞳は固く閉じられるのです。

そのシシィを見つめるトートはその喪失感で切ない表情だったり、呆然とする感じだったりしていたのですが、この日の表情はこれまで目にしたものとはどこか違っているように思えたのです。

何だかずっとシシィを見つめていた気がして、そこから何かを読み取ることは出来なかったのですが、とても印象に残っています。

次に観るときはどんな感じなのかな・・・。


そして、この日は私が古川ルドルフを観る最後の日だったので、ルドルフ登場場面はもちろんですが、1幕で他の役で登場されている所もしっかり観て来ました。

次、もし再演があったとしても彼が登板する事は多分無いでしょうから。


千秋楽の出演者のご挨拶はルキーニ役の成河さんの進行で、出演者代表として香寿さん、パプスブルグ家代表で田代さん、黄泉の国代表で城田さん、全日本エリザベート協会の代表で花總さんという紹介で4人の方がそれぞれ感謝の言葉を述べられていました。

博多で初めてネガティブ発言の無い楽の挨拶だった城田さんですが、大阪では何度か自分的に良くないなと思う事があって、帰りたいなと思ったりされてたみたいですが、皆さんの声援で楽までやれたというようなお話でした。

私的には完璧なトート閣下なので、細かいところは気にしないで、全力で舞台に立っていただければ良いのではと思ってしまいました。


城田トートの楽なのに珍しく大阪は曇りでしたが、帰宅したら雨が降っていて、やっぱり雨に降られたと思ったのでした。



それにしてもこの日、休憩時間に近くにいた方が楽だという事を知らずに来ているというような話が聞こえてきてかなり驚きました。

さらに驚いたのは終演後にも「今日、楽なの?」という会話が聞こえてきて、本当にびっくりでした。

だって、数分前に成河さんが「大阪大千秋楽」っておっしゃっていたのに・・・。

めちゃくちゃ突っ込みたかったです。

こんな驚きも含めて楽しい観劇でした。

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