きまぐれ雑記

日常の出来事と私の好きなものを思いつくままにゆっくり記していきます

スカーレットピンパーネル

2010-06-13 20:19:15 | 観劇・ミュージカル
会議出張で東京に行へ。

会議終了後に東京宝塚劇場で上演中の「スカーレットピンパーネル」を観ました。

 ← 初演のパンフレット

この「スカーレットピンパーネル」は2008年に初演されたブロードウェイ作品で、原作が大好きだった私はその初演を宝塚で観劇しました。


今回、比較的早く再演が決まったのですが、日程的に行けそうになかったのと、原作とは違った展開の物語になっているのが初演の時に個人的に消化できなかった事もあって、まあ、1度観てるし、無理して行く事もないかと思っていました。

しかし、東京出張が決まって、色々調べている時に「スカピン」のHPから流れる「ひとかけらの勇気」を聞いた途端に、やっぱり観たい!と思ってしまった。
音楽の力って、すごいですね。かくして、私は劇場へ。




物語はフランス革命後の混乱の中で、処刑されるフランス貴族達を救い出す、秘密結社「スカーレットピンパーネル」の活躍をその首領であるパーシーと彼の妻マルグリットの関係を交えて描いています。

再演の舞台は月組での上演で、主演コンビのお披露目でした。
私は頻繁に宝塚の舞台を観ているわけではないので、主演のお2人(霧矢さんと蒼乃さん)も多分、ほんの数回しか舞台を観た事がないと思います。

そんな数少ない観劇の記憶の中での霧矢さんは役柄が結構暗い感じのものが多くて、今回のパーシーの軽妙な演技はとても新鮮でした。
又、初演の安蘭さんとは違うパーシー像をしっかり構築されておられたと思います。

対する妻のマルグリット役をされた蒼乃さんは初演の時に新人公演でマルグリットをされたそうなので、舞台経験はそれ程長くない娘役さん。
私はこれまで彼女の舞台は観ていたとしてもほとんど記憶がない状態で今回観させていただきましたが、美しいソプラノで、大人の女性の役をしっかり演じておられました。
久しぶりに素敵な娘役さんに出会えた気がして、何だか嬉しかったです。

舞台全体の仕上がりを左右するアンサンブルの方はもう少しかなと思う部分もありましたが、自分の中で原作に対するこだわりを持たずに観られたので、ミュージカルとして楽しむ事ができました。

又、上演があったら観てみたい作品です。



宝塚とえいば、先日、32年ぶりに「誰がために鐘は鳴る」の再演が発表されましたが、この「スカーレットピンパーネル」の原作を舞台化した「紅はこべ」も是非再演して欲しいなと原作ファンの私は思ったのでした。

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