統一教会がなぜこれほど日本社会から拒否されるのか?
を、UPF事務総長の魚谷俊輔さんがXで書いていた。あまりに素晴らしいのでここに転記して再整理させていただく。
〜〜〜以下引用〜〜〜
統一教会がなぜこれほど日本社会から拒否されるのか? は私が普段から考えていることで、それを一般の方にどのように分かりやすく伝えるかは重要な課題でした。以下は教会の公式見解ではなく、私の私的分析ということでご理解をお願いします。
1 キリスト教から異端視
まず統一教会の教義自体はキリスト教的な唯一神信仰であり、家庭を大切にする教えなので、教義自体が日本社会に有害かと言えば、そんなことはないと思います。
しかし、そもそもキリスト教であるということに一定の限界があります。日本にはこれまで熱心にキリスト教が宣教されてきましたが、いまだ
に人口の1%を越えたことがありません。日本人はやはり一神教には抵抗があるのです。
そのうえ、既存のキリスト教からは異端視されています。統一教会に対する反対運動はキリスト教の牧師たちから始まりました。
2 反共・保守
次に、勝共連合を立ち上げて反共運動を推進してきたので、共産党、社会党、新左翼などの伝統的な左翼勢力からはとことん嫌われ、また恐れられても来ました。
イデオロギー的には保守であるため、共産主義者ではないリベラルな勢力からも嫌われます。フェミニストや同性婚推進派などからも嫌われてきました。
3 韓国発祥
さらに韓国発祥の宗教なので、右翼や民族主義者からも嫌われます。彼らは我々のことを「反日カルト」と批判しています。統一教会の信徒自身は、自分たちは愛国者だと思っています。しかし右翼からは韓国の手先だと思われているのです。
4 北朝鮮を支援(南北統一)
さらに複雑なのは、北朝鮮との関係です。反共運動ゆえに、冷戦時代には北朝鮮を痛烈に批判してきましたが、1991年に文鮮明師が北朝鮮を電撃訪問し、金日成主席と会談して北朝鮮に対する支援をするようになってからは、多くの保守勢力が勝共連合は変節したと考えるようになりました。
韓国人にとっては、これは北朝鮮のソフトランディングによる南北統一を目指す訪問として意義のあることでしたが、日本人にとっては理解不能でした。
このように、統一教会が日本社会から嫌われる理由を列挙してみれば、我々の味方をする人が少ない理由が理解できると思います。
〜〜〜引用終わり〜〜〜
統一教会がなぜこれほど日本社会から拒否されるのか? は私が普段から考えていることで、それを一般の方にどのように分かりやすく伝えるかは重要な課題でした。以下は教会の公式見解ではなく、私の私的分析ということでご理解をお願いします。…
— 魚谷俊輔 (@DGLdSIpVOslDPAC) January 5, 2025
特に上記4の「保守で反共なのに北朝鮮支援」は、保守層にはナゾ。
To be great is to be misunderstood.
偉大な者は誤解される。
燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや。
文鮮明とともに勝共連合を立ち上げた笹川良一が、右翼でも左翼でもない「正翼」だと言われた。
その「正翼」と同じ、「頭翼」を文鮮明は唱えていた。
頭翼って何なの?
ここまで理解しようとしないと、文鮮明のことも、統一教会/家庭連合のことも、分からない。
南北統一も、文鮮明のOne family under God活動の一つだった。世界平和のためだった。
頭翼を理解しようとしないで、ネットで出ていることから統一教会を批判している人は、群盲象を撫でているだけ。
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「右翼の黒幕」的に白眼視された笹川良一は、死後に東大名誉教授の佐藤誠三郎から
異次元からの使者
との称号を賜った。
文鮮明も「異次元からの使者」なのではないか。
そんな問題提起もされていい。
頭翼とか「異次元からの使者」笹川良一を知らなければ、文鮮明も家庭連合も分からない。
群盲象を撫でる方々は、文鮮明の金日成訪問の意味から考えたらよろし。