川塵録

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鈴木エイト氏の「最後っ屁」はルール・マナー違反

2024年11月27日 | 法律・海外法務
12年の拉致監禁被害者の後藤徹さんを「引きこもり」呼ばわりした鈴木エイト氏。

後藤徹さんから名誉毀損で訴えられた。1年経って、今日が結審。最後の弁論期日。

社会的に意義がある事件なので、傍聴席は満員。原被告それぞれが5分の「意見陳述」の機会を特別に与えられ、それぞれ準備した書面を朗読。

この「意見陳述」というのは、ま、傍聴席つまり世間に対するアピールの場。法律的には、裁判の証拠にならない。法的には意味はないけど、社会的に意味はある。

証拠も出さずに、反対尋問にもさらされないので、「事実」を言う場面ではない。

その「意見」陳述で、エイト氏が

「(家庭連合の)ある幹部から、非公式に、『後藤さんが12年も監禁されたというのはさすがに無理では。こんな訴訟を起こしてゴメン』と謝られた」

的な「事実」をチロっと言っていました。

デマです。

この、「ある幹部」の「非公式」見解は99.9%、デマです。

「公式に」後藤さんの監禁を否定するようなことを家庭連合幹部が言えるわけない。

だから「非公式に」なんてエイト氏は言う必要はない。なのに「非公式に」って付け加えて、エイト氏は「逃げ」を打ったのです。

相変わらず卑怯な真似をする。「監禁か、引きこもりか」が争われ、1年も争ってきた訴訟で、「監禁じゃなく引きこもりだ」って言うなら、それを証拠として出せばよかったのに。

結審後の意見陳述で、結審前に出さなかった事実を「最後っ屁」のように言う。

時期的に反論できないタイミングで捨て台詞を吐くかのように。これはルール違反です。マナー違反です。裁判所も「やれやれ…」と呆れ返っているはずです。

鈴木エイト氏は、本訴訟を1年やって、監禁を否定する新たな証拠を一つも出していません。彼が出したのは、みんな、後藤さんが最高裁で勝った裁判で、否定された証拠だけです。

検察審査会とか、後藤さんの相手方だった後藤さんの親族の書面。後藤裁判で「採用することができない」と断罪された証拠を、蒸し返しのように、出しただけです。

「いつ、どこで、だれが」の何も特定できない(だから虚偽の可能性がとても高い)「ある幹部から、非公式に」という怪しい情報を、結審した後の意見陳述で言うという、この姑息さ、卑怯さ、みっともなさ。

法的には意味のない場で、法的に証明できないことを、言い逃げする。結審後なので、反論がされないのをいいことに。

これを臆病者の卑怯な振る舞いと言わずして何と言おう。

伝わる人には伝わるでしょう、このエイト氏の情けなさ、卑怯さが。

こういう人に負けるわけにはいきません。

本訴訟は、どちらが勝とうと(こちら後藤さんが負けるはずのない事案ですが)、控訴になって高裁まで行くでしょう。

引き続き、応援をよろしくお願いします。

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