◎◎ 中国株急落、米中関係悪化でパニック売り-人民元と香港株も下落
Bloomberg News
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CSI300指数は4.4%安-創業板指数6.1%安、上海総合指数3.9%安
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短期的にはパニック売りが増えると見込む-キーワイズのチェン氏
▼▼ 24日の中国株式相場は急落。米中間の対立激化でセンチメントが急速に悪化し、中国のトレーダーや外国人投資家が一斉に売りに回った。
¤¤¤⇨ 上海、深圳両証券取引所に連動するCSI300指数は4.4%安で引けた。深圳証取の創業板(チャイネクスト)指数は6.1%安と、2月3日以来の大きな下げとなった。上海総合指数は3.9%下落。
¤¤¤⇨ キーワイズ・キャピタル・マネジメント(香港)のポートフォリオマネジャー、レイモンド・チェン氏は「米中関係を巡る懸念が市場を支配するだろう」と述べた。
◑◑ 米国による在ヒューストン中国総領事館閉館命令に対抗し、中国が四川省成都にある米国総領事館閉鎖を要求したことについて、同氏は「米国側がどう出るか人々は注視している。短期的にはパニック売りが増えると見込んでいる」との見方を示した。
▼▼ 中国人民元は一時0.28%安の1ドル=7.0238元と、7月8日以来の安値を付けた。
◆◆ 香港株も急落。ハンセン指数は2.2%安で終了。香港上場の中国本土銘柄から成るハンセン中国企業株(H株)指数は2.4%下げた。
原題:Panic Selling Grips Chinese Stocks After U.S. Tensions Worsen(抜粋)