(フィリピンを直撃した台風26号(気象衛星ひまわり/NICT))

(台風の進路予測(気象庁))

(フィリピンの気象機関が発表した進路予測(PAGASA))

① ""台風26号がフィリピン直撃 週末にかけて北上のおそれ 中国へ""
2018年10月30日 09時57分
台風26号は30日朝、フィリピン北部を直撃した。ルソン島を中心にヴィサヤ諸島やミンダナオ島では記録的な大雨と強風となっている。台風は今夜にも南シナ海に抜け、今週末には中国南部に接近する見通しだ。
30日午前6時現在の中心気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートルで、中心から半径130キロ範囲では風速25メートル以上の暴風が吹いており、その外側では強風が吹いている。
気象庁やフィリピンの大気地球物理学天文局(PAGASA)によると、台風は時速20〜25キロで西へ向かっていて、今夜には南シナ海に抜ける見通し。
あす(31日)以降は、進行速度を落として進路を次第に北寄りに変えながら北上し、来月2日には中国南部・香港にかなり接近する予想だ。