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クラスター対策班が大阪入り ライブハウスでの4人感染受け
<time datetime="2020-03-02T14:51">2020年3月2日 14時51分</time>新型コロナウイルス
大阪市内のライブハウスで行われたコンサートに参加した男女4人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを受け、クラスターと呼ばれる集団の感染が発生した疑いがあることから、厚生労働省は2日、研究者などでつくる対策班を大阪に派遣しました。
先月15日に、大阪 都島区のライブハウスで行われたコンサートでは、府内の40代の男性ら2人と高知市の30代の女性、それに愛媛県の40代の女性の合わせて4人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
これについて大阪府は、「クラスター」と呼ばれる集団の感染が発生した疑いがあるとして、厚生労働省に対し「クラスター対策班」の派遣を要請し、2日、対策班の医師が、大阪 阿倍野区にある大阪市保健所に入りました
これまでの調査で、コンサート当時、ライブハウスにはおよそ100人がいたとみられ、対策班では参加者を調べたうえで、大阪府や大阪市にアドバイスしながら、感染拡大を防ぐための対策を進めることにしています。
大阪府の吉村知事は記者団に対し、「先月15日のコンサートを機に感染が広がっている可能性があるので、新たなクラスターを発生させないことが非常に重要だ。チームを組んで対策を取ることが、いま取り得る最善の措置だ」と述べました。