(画像引用元;daynews.jp)
① ""秋吉台で春の訪れ告げる恒例の「山焼き」山口""
2019年2月17日 16時26分
日本最大級のカルスト台地が広がる山口県美祢市の秋吉台で、春の訪れを告げる恒例の「山焼き」が行われました。
秋吉台の「山焼き」は、ススキやネザサなどの枯れ草を焼いて新しい芽が出るのを促そうと、毎年行われ、春が近づくこの時期の風物詩となっています。
17日は地域の人や消防団、それにボランティアなど1000人余りが参加し、午前9時半になると花火の合図とともに一斉に火をつけていきました。
炎は2メートルから3メートルほどの高さにまで上がると、バチバチと大きな音と立てて広がり、辺り一面が煙に覆われました。
17日の秋吉台は雲の多い天気となりましたが、茶色だった山肌は約3時間ほどで黒く姿を変え、白の石灰岩とのコントラストが際立ちました。
訪れた人たちは、間近で立ち上る炎を眺めたり、写真に収めたりしていました。
山口県宇部市から訪れた小学2年生の女の子は「火がわーっと燃えて煙たかったです」と話していました。また30代の母親は「初めて来ましたが、子どもと一緒に楽しめました。近くまで行くと火の迫力がすごかったです」と話していました。