(気象衛星ひまわりがとらえた台風24号（NICT）)
(進路予測（気象庁）)
(暴風域に入る確率（気象庁） )
① ""大型台風：29日に沖縄・奄美に接近 九州から一気に列島縦断！早めの対策を""
2018年09月28日 09時05分
② 大型の台風24号は、非常に強い勢力を維持しながら、あすは沖縄・奄美地方にかなり接近し、30日にも西日本に上陸したあとは、急加速して一気に列島を縦断する見通しだ。週末から週明けにかけては、こまめに最新情報をチェックし、警戒してほしい。
気象庁によると、28日午前6時現在、台風24号の中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から半径220キロ以内は暴風、半径500キロ以内は強風が吹いている。
台風は今後、ゆっくりと北西に進んだあとに北東に進路を変えて、勢力を強めながら、あす29日には沖縄・奄美地方にかなり接近。その後はスピードアップして北上し、30日には九州から四国地方に上陸。週明けの10月1日には、時速55キロと自動車並みの速さで東日本や北日本にかなり接近するおそれがある。
接近する台風の影響で、沖縄・奄美地方の海は大しけ、大荒れの天気となっており、雷を伴う非常に激しい雨が降る見込みで、30日までの48時間に予想される雨量は、沖縄では400ミリ、九州南部から奄美地方で350ミリ以上にのぼるおそれがある。
秋雨前線が活発化することから、30日から10月1日ごろにかけて、西日本から北日本にかけて広い範囲で暴風や大しけ、大雨になると見込まれるため、交通障害や停電、農作物の被害に備えて、早めの対策を取ってほしい。
